二日目は、午前中に仙台市内を散策しました。仙台駅から青葉通りを歩き、途中で右折して広瀬川にかかる橋(仲の瀬橋)を渡り、途中で左折し、仙台城跡に向かうことにしました。
青葉通り。冬なので葉はありませんが、木々が多く植わっています。
仲の瀬橋から見た広瀬川。
仙台城脇櫓から本丸跡まで700メートルくらいですが、歩いてみると結構な距離と傾斜でした。仙台城本丸跡からは、市内が一望できるので、カメラを構えている人が多かった。
仙台城の本丸石垣。左端に歩道が整備されていて、歩きやすいです。
仙台市街地。
伊達正宗の像があり、それをバックに記念写真を撮る人が多いようです。片隅には、土井晩翠の像と、作詞した「荒城の月」の歌詞を彫りこんだ歌碑が設置されていて、しばらくの間、その歌詞とメロディーが頭の中で流れました。
ホテルに戻るのに、再び徒歩ではたいへんなので、市内の観光スポットを循環している「るーぷる仙台」バスに乗りました。土日は、15分間隔の運行なので、乗り降りするのに便利です。
午後からは、岩手県一関市へ。まずは、駅からタクシーで、ジャズ喫茶「ROYCE」へ。電話を入れてあったので、マスターが出迎えてくれました。
壁や床がコンクリートでできたリスニングルームで、タンノイのスピーカーから出てくる音に耳を傾けました。アンプは真空管のものを使っています。タンノイはクラシックにむいているなどと言われますが、低音もよく出ていました。訪問する人は、オーディオが好きな方が多いようで、全国からみえるそうです。
後方に、レコードやCD、書籍のある書斎があります。手前のプレイヤーでレコードをかけていました。
続いて向かったのは、世嬉の一酒造です。売店やレストランなどがあって、敷地内は公園のようで、いい雰囲気でした。お酒を試飲させてもらい、お土産に、純米酒を一本買い求め、近くのジャズ喫茶「Basie」に向かいました。Basieのことは別記事に書きます。
一ノ関駅に戻りましたが、帰りの新幹線まで少し時間があり、小腹も空いたので、芽吹き屋一ノ関駅店に入りました。抹茶とずんだ餅、くるみ餅のセットを頼みましたが、餡がみずみずしく、餅も適度に柔らかく、最高のスイーツでした。一関には、もち文化があるそうなのですが、旅の最後に思いがけずその一端に触れることができました。