初めて岩手県一関市のジャズ喫茶「BASIE」を訪れることができました。多分日本一有名なジャズ喫茶だろうと思います。看板が目に入った時には、ワクワクしました。入口付近の壁には、ライブの案内がありましたが、有名ミュージシャンの出演が多いようです。
扉を開けて中へ入ると、5~6人のお客様がいて、マスターとお話をされている方、一人で耳を傾けている方など思い思いに楽しんでいるようです。音は結構な音量でした。
右手奥がカウンターとなっていて、カウンター手前には数人が座れるテーブルとイスが用意してあります。
出てきた音ですが、一言で言うと、スピーカーから出ている音のようには聴こえません。目の前で楽器がなっているといえばいいでしょうか。ことにバスドラが、ズシーンと響いてくるのには、たまげました。カウント・ベイシー楽団の1959年頃の録音が続いてかかったのですが、フランク・フォスター(ts)、アル・グレイ(tb)、そして、ジョー・ウィリアムスのヴォーカルも、実に生々しく再現されていて驚きました。
店内の広さは、多くの聴衆が入るようなライブにも十分対応できそうなほどです。グランドピアノやドラムスセットが置いてありました。あまりかからないかもしれませんが、いつか女性ヴォーカルをこの装置で聴いたみたいものです。
昨日は、仙台市の「Count」、今日は一関市の「Basie」と、ようやく念願だった、ジャズ喫茶『Count Basie』(カウント・ベイシー)巡りができて、嬉しい旅でした。
【BASIE】
住所: 岩手県一関市地主町7-17
電話: 0191-23-7331