長野道安曇野インターを降りて少し走ったところにあるスーパーの西友でよく買い物をするのですが、道路を挟んだ東側にコメダ珈琲が、この5月29日にオープンしました。名古屋が本拠のチェーン店で、既に長野県内にも進出してきていますが、安曇野市には初めてです。僕にとっては、立地がとにかく便利なので、ちょくちょく寄ってしまいそうです。さっそく入店して、ミニシロノワールとコーヒーをいただきました。ほんのり甘い歌声を。
NANCY STEELE (ナンシー・スティール)
NITEY NITE (Chatam 1958年録音)
たまにはムーディーなヴォーカルを聴きたいと取り出したのが、ナンシー・スティールのこのアルバムです。僕のものは、LPTIMEレーベルから2009年に再発されたCDです。オリジナルは入手困難だけにありがたい再発でした。持っていませんが、彼女にはもう一枚、「Play Girl」(Davis)というアルバムがありますが、こちらは再発されていません。
メンバーは、ナンシー・スティール(vo)、Joe Baque(p)、Don Arnone(g)、バリー・ガルブレイス(g)、Wimpy Vernick(b)。伴奏は、ピアノ、ベース、ギター2本という変則的なものですが、室内楽的でインティメイトな雰囲気が出ていています。ガルブレイス以外は、知られていませんが、彼女の歌をひきたてる編曲、演奏ぶりです。残念ながら、ナンシー・スティールの経歴は、わかりませんでした。
曲は、スタンダードと無名曲が半々くらいです。「Lost In The Fog」、「Why Try To Change Me Now」、「You'll Never Know」、「Nitey Nite」、「Year After Year」、「Tired Routine」、「Let There Be Love」、「Skylark」、「Sugar」、「Isn't This A Lovely Day?」、「Salt Lake City」、「Shooting High」で、全12曲。「Year After Year」は、珍しくタンゴのリズム。
ナンシー・スティールの語りかけるような親密な歌唱に加え、ピアノ、ギターの伴奏も心地よい。テンポは、概ねスロー~ミディアムくらいですが、安定感があり実力があるように思います。「Lost in The Fog」、「Why Try To Change Me Now」、「Let There Be Love」、「Skylark」といったところが気に入り、特に「Let There be Love」で、ピアノだけの伴奏で優しげに歌うところがよかった。ジャケット写真は、ポーズのつけすぎで、裏面の写真はより自然です。
【ジャケット裏のナンシー・スティールのポートレート】
【コメダ珈琲安曇野豊科店】
住所:長野県安曇野市豊科南穂高768-1
電話:0263-73-1153
営業時間: 07:00〜23:00
かなり大きめの店舗。
お店の裏にある駐車場。たくさん停まっていてびっくり。
珈琲とミニシロノワール