安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ヘイリー・ロレン SIMPLY LOVE

2015-07-15 22:50:58 | ヴォーカル(E~K)

モンベルや石井スポーツなどたまにスポーツ用品店で買い物をします。いいものを置いてありますが、値段が高めなので、差し支えなさそうなものは、ユニクロで買っています。先日もアンダーウェアの上に着るTシャツを買いましたが、綿だと乾かないので、ポリエステル100%のものにしました。ピュアなヴォーカルを。

HALIE LOREN (ヘイリー・ロレン)
SIMPLY LOVE (Justin Time 2013年録音) 

   

ヘイリー・ロレンは、コンスタントに新譜を出し、今年(2015年)も来日をしていて、日本でもファンがかなり多いと思います。また、ジャズ・ヴォーカル系のものばかりでなく、ポップス系や自作も歌うので、ファンの層が幅広い気がします。この「Simply Love」ですが、発売当時もかなり好評を得たと記憶しています。

メンバーは、ヘイリー・ロレン(vo)、マット・トレダー (p)、ウィリアム・セイジ・マーシュ(g)、マーク・シュナイダー(b)、ブライアン・ウェスト(ds)など。伴奏陣は、トレダー(p)を中心によくまとまっていて、安定感抜群のサポートぶりをみせています。曲により、ストリングスをかぶせている編曲もあります。

曲は、スタンダードとポップス系統が、「For Sentimental Reasons」、「L-O-V-E」、「On The Sunny Side of The Street」、「I Feel The Earth Move」(キャロル・キング作)、「My Funny Valentine」、「I've Got to See You Again」(ノラ・ジョーンズの曲)、「Le Premier Bonheur du Jour」、「Moon River」、「Happy Together」(タートルズの曲)、「Dream a Little Dream of Me」(Les Yeux Ouverts)。ロレンの自作が、「Cuando Bailamos」、「Bare Feet」、「Simply Love」で、全13曲。おなじみのポップス曲のカヴァーもありますが、スタンダードが取り上げられています。

ささやき気味の歌唱で、高音ではファルセットになる特徴のあるロレンの歌い方ですが、このアルバムでは、ジャズ的要素も多めで、なかなか楽しめました。ギターのソロも聴けてジャジーな「On The Sunny Side of The Street」、ベースの打ち出すパターンも面白い「My Funny Valentine」、フランス語で歌うしっとり系の「Drema A Little Dream Of Me」といったところが面白く、彼女の曲ではハワイアンムードもあって明るい「Bare Feet」が気に入りました。

【ヘイリー・ロレン・ホームページ】

http://halieloren.com/

【購入したTシャツ】

ユニクロ長野若里店によりました。990円(税抜き)だったのには、驚きました。若者を中心として、みな買い物にいくわけですね。