6月4日(日)、シャクナゲの花を観に御座山(おぐらさん 標高2,112m)へ、Iさんと一緒に登りました。南相木村栗生登山口からですが、当日は爽やかな気候で歩きやすく、シャクナゲやミツバツツジといった花、山頂からの展望を大いに楽しみ、帰りに、立ち寄った立原高原のツツジや滝見の湯(温泉)も印象に残りました。
シャクナゲのシーズンだからでしょうか、南相木村からだけでなく、北相木村からの登山者も多く、山頂は賑わっていました。八ヶ岳が雲に覆われてほとんど見えなかったのが残念でしたが、天狗山に登る機会を作り、同様な眺望を得るつもりです。歩行時間は、上り2時間2分、下り1時間42分で、計3時間46分でした。
【行 程】
(登山口まで) 安曇野市自宅 6:20 ~ 南相木村登山口駐車場 8:50 (一般道で三才山トンネル利用、途中で買物)
(登山上り) 登山口発 8:56 ~ 不動滝 9:32ー36 ~ 御岳神社石祠 10:34 ~避難小屋横 10:57ー11:01(展望タイム) ~ 御座山山頂 11:07ー 12:00 (昼食休憩)
(登山下り) 御座山山頂 12:01 ~ 御岳神社石祠 12:27 ~ 不動滝 13:11ー15 ~ 登山口 13:47
(温泉、帰宅) 駐車場発 13:50 ~ 立原高原散策 14:16ー30 ~ 滝見の湯(入浴・蕎麦)14:40~15:45 ~ 安曇野市自宅 18:00
【登山口~山頂】
林道への入口。しばらくいくと砂利道ですが、走りやすく普通車でも全く問題がありません。
駐車場。既に10台ほど停まっていましたが、全国から見えていました。
栗生登山口標示。標高1,450m、山頂まで2,500mの地点。右手から登山道に入ります。
はじめは、沢を行きます。
左に上がり、松など針葉樹の林の中を歩きます。
なだらかな草地のようなところを過ぎます。
広葉樹が目立ち始めます。
山頂まで2,000mの表示。左右に折れながら高度を上げていきます。
不動滝。ここまで、ゆっくりしたペースで37分です。普段は、ほとんど水が流れないそうですが、本日は水量がありました。
不動明王の石仏があります。山頂まで1,350mの表示。
不動滝から右へ折れて斜面を上ります。
しばらくの間、倒木が目立ちました。Iさんに樹種を訊ねると、ダケカンバらしいです。
感激のツツジのトンネル。多分、トウゴクミツバツツジだと思います。この山は、シャクナゲが有名ですが、まさかミツバツツジもあるとは思いませんでした。
このへんは急斜面です。
道の右下にもミツバツツジが見えます。
大木。ロープも張ってあり、道迷いを防いでいます。
登山道に石が増えてきました。
急斜面でクサリが設置されています。頭上にツツジが咲いていて、なかなかいい光景です。
木の根や足場があるので、クサリを使わずに登れますが、下りはクサリを使った方がよさそうです。
クサリ場を上りきると、尾根っぽい道になります。
御岳神社石祠。ここからすぐに下りになるので、ピークのようです。不動滝から1時間弱でした。
御岳神社石祠を過ぎると下りで、狭い尾根を行きます。
本日2箇所目の鎖場です。
下りてきて、下から鎖場を見たところ。
鞍部になります。倒木が目立ちました。
このへんからは、道の左右にシャクナゲの樹があります。
シャクナゲの花。本記事の(2)に花をまとめて掲載する予定です。
鞍部には、北相木村山口登山口への分岐があります。
細い尾根を行き、樹林帯に入り、避難小屋の手前になります。
無人ですが、整備されていて、いざというときに使えます。トイレはありません。
左に進み、岩伝いに行くと、すぐに山頂です。小屋の横あたりで、眺望を楽しんでから、山頂に進みました。
登山者が多くてびっくり。
左は絶壁です。
山頂。標高2,112m。御岳神社石祠(途中のピーク)から約30分でした。
浅間神社、諏訪神社と書かれた石祠。
横から撮影。剣もあります。
ここで昼食。残念ながら八ヶ岳は雲の中ですが、避難小屋の横で撮った写真に山頂がわずか写っていました。展望景色は(2)へ掲載します。
下はこんな感じです。近寄らない方が無難です。
南相木村の立原高原から見た御座山。
(2)へ続きます。(2)では、下山、山頂近辺からの展望、シャクナゲなどの花を掲載します。