安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

甲武信ヶ岳登山(標高2,475m)(1)【川上村毛木平登山口~千曲川水源】

2017-06-29 20:03:03 | 登山・ハイキング

6月24日(土)にAさんと二人で、長野県南佐久郡川上村の毛木平から甲武信ヶ岳(こぶしがたけ。川上村、山梨県山梨市、埼玉県秩父市の三県にまたがる山)に登りました。往復ともに同じコースでしたが、初めて千曲川の水源を見ることができ、感激しました。梅雨の時期ですが、天候にも恵まれ、幸運でした

歩行時間は、上り3時間5分、下り2時間56分で、合計約6時間でした。深田久弥さんの選んだ日本百名山の一つでもあり、多くの登山者が上っていました。休憩時間をたっぷりとり、温泉、蕎麦も合わせ、久しぶりに終日登山三昧でした。

 【行 程】 

(登山口まで) 佐久市出発 5:00 ~ 毛木平駐車場着 6:20(途中コンビニで買い物)

(登山上り) 毛木平登山口発 6:40 ~ 大山祇神社 7:02 ~ 滑滝 8:16ー8:27(休憩)~ 千曲川水源標柱 9:19ー9:40(休憩) ~ 尾根分岐 9:57 ~ 山頂 10:18ー11:29(昼食休憩)

(登山下り) 山頂発 11:30 ~ 尾根分岐 11:49 ~千曲川水源標柱 12:04ー12:11(休憩) ~ 滑滝 13:08ー13:20(休憩) ~ 大山祇神社 14:25 ~ 毛木平登山口 14:46

(温泉・蕎麦) 八峰の湯 15:51ー16:40 磊庵はぎわら 17:29ー18:00 ~ 安曇野市自宅着 19:50(三才山トンネル経由)

【毛木平登山口~大山祇神社】

駐車場。60台停まれますが、朝の6時20分時点で、ほぼ満車でした。長野県のナンバーは、僕らの1台だけで、関東、中京、関西など全国から訪れています。

トイレ。登山届のポストがあり、私どもも書いて投函しました。

登山口。

毛木平という地名がついているように、別荘地にできるくらい平らな道です。

十文字峠への分岐。左へ行けば、十文字峠を経由し、三宝山を経て、甲武信ヶ岳へ至るルートがあり、逆に甲武信ヶ岳から十文字峠を経て毛木平へ下るというコースもとれます。本日は、周回ではなくて往復なので、右へ行きます。

道に小石があります。畑の灌漑用の取水口があります。

千曲川源流まで4kmの標識。

緩やかな林道という道です。

大山祇神社。登山口からここまで約20分。道中の無事を祈り、お参りしました。

【神社~滑滝】

神社からは右にカーブをきって緩やかに上っていきます。

しばらくいくと、林道は終わり、登山道らしくなります。

 

千曲川の源流域までは、アップダウンのあるところがあったかと思うと、こうした平らな道が出てきて、適度に寛げて歩けました。

左に千曲川を見ながら進みます。白樺の木もところどころで姿を見せてくれます。

慰霊碑。山津波による被害にあった方のためのもののようです。ここまで登山口から約40分です。

まっすぐに行かないようにロープが張ってありました。やや右にカーブ。

カラマツ(唐松)の並木を進みます。あたり一帯は人工林だと思いますが、よく手が入っていて、こんな奥まで施業されていて驚きました。

橋もかけられていて、よく整備された登山道です。

丸太の梯子。傾斜はあまりありません。アップダウンが少しあります。

苔が道の左右に見えてきました。

ここも平らなところです。

沢のすぐ横を歩いていきます。

滑(ナメ)滝に到着。ここまで登山口から1時間36分でした。写真をとりながらのゆっくりしたペースです。

休憩して、写真もたくさんとりました。

目に鮮やかでしたが、帰路の方が、太陽がでていたので一層よくなりました。

【滑滝~千曲川信濃川水源標柱】

ナメ滝から右に上がっていきます。標識には、千曲川源流まであと1.8kmと記されています。

ナメ滝から上も比較的平らな道です。

立派な橋がかけられています。ここを渡り、右手に沢(千曲川)を見ながら進みます。

苔と針葉樹の森。樹種はトウヒでしょうか。

 進行左手の方からも水が流れてきていました。

あと0.35kmの表示。もうじきです。、

千曲川水源に到着。水源は左に下りたところにあります。登山口から2時間40分(ナメ滝での休憩10分含む)ほどでした。

(2)へ続きます。(2)では、千曲川水源地、山頂までの道、山頂からの眺望などを掲載する予定です。