安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ソニー・クラーク SONNY CLARK TRIO

2017-07-02 10:00:07 | ピアノ・トリオ

登山に出かけると泥や汗で着ていったものがかなり汚れます。当然、洗濯をしなければなりませんが、帰宅した当日は疲れていたり、梅雨の時期だと天候を気にして、すぐにとりかからず放っておくことになりかねません。そこで、コインランドリーを利用してみましたが、洗いから乾燥まで、簡単便利で癖になりそうです。お金はかかりますが、特に梅雨など乾きにくい時期には重宝です。たまに聴きたくなる癖になっているアルバムを。

SONNY CLARK (ソニー・クラーク)
SONNY CLARK TRIO (TIME 1960年録音)

   

最近ジャズ喫茶によく寄りますが、現在でも聴かれている1950~60年代のアルバムは、素晴らしいのものが多く、また、お店の装置によってはサウンドやフレーズが、新鮮に聴こえることもあります。ソニー・クラークもかつてジャズ喫茶でよく聴きましたが、ブルーノートレーベルのものが多く、このタイム盤は学生時代から自室で聴いていました。

メンバーは、ソニー・クラーク(p)、ジョージ・デュヴィヴィエ(b)、マックス・ローチ(ds)。マックス・ローチの演奏は、1970年代にビリー・ハーパーらを従えて来日した際に、2回聴きました。ローチのプレイは、ハイハットでソロをとるなどしていましたが、それほど面白くなくて、パウエルやこのクラークの伴奏におけるプレイの方がよっぽどよいと思ったものです。

曲は、全曲ソニー・クラークのオリジナルです。「Minor Meeting」、「Nica」、「Sonny's Crip」、「Blues Mambo」、「Blues Blue」、「Junka」、「My Conception」、「Sonia」の8曲。それぞれテーマのよい特徴のある曲ですが、どの曲も続くソニー・クラークのソロと一体となって、なお一層の輝きを放っています。「Minor Meeting」は、取りあげる人もいます。

ブルーノート盤の「Sonny Clark Trio」の方が親しみやすいので、はじめはそちらばかり聴いていました。このアルバムは、ソニー・クラークの自作品ばかりなので、一見とっつきにくいかもしれませんが、内容は、甲乙つけがたいものだと思います。彼の重いタッチで弾くテーマは耳に残り、アドリブも一体となって、まさに一つの見事な作品になっています。「Minor Meeting」や「My Conception」、「Junka」など学生時代に買ったレコードで聴いていますが、未だに飽きません。

 【コインランドリー、珈琲哲学】

長野県安曇野市豊科のショッピングセンターにある施設です。

このコリンランドリーは、かなりフル回転で、利用者の多い店舗です。すぐに乾いて助かりました。

長野県内にはコープのお店はそんなにないのですが、こちらは大きいお店です。

珈琲哲学。

珈琲を飲みました。ピザなどの飲食メニューも豊富で、家族連れの利用も多いように見受けられました。