長野県内も今年は早くから猛暑になっています。暑いですが、山へも行きたいので、県庁方面に行ったついでに長野県の観光情報コーナーへ寄って各地のパンフレットを集めてきました。いくらかでも涼しげなところから歩き始めたいと、ロープウェーのパンフレットを眺めながら、どこへ行こうか思案中です。登山後の温泉と蕎麦(飲食店)はどうしようかなどと、計画を練っている時が楽しい。暑い夏には熱い歌で。
ABBE LANE (アビ・レーン)
THE MANY SIDES OF ABBE LANE (Mercury 1964年録音)
歌手のアビ・レーン(1932年生まれ)は、RCAへの録音が知られていますが、マーキュリーにもアルバムを残しています。アビ・レーンは、ザビア・クガート楽団でラテンものなどを歌っていて、1952年にクガートと結婚しましたが、このアルバムを録音した1964年には離婚をしています。ラテンばかりでなく、いろいろな曲を歌っていて、かえって、ヴォーカルファンには面白いアルバムになっています。
プロデュースは、ハル・ムーニーがやっていますが、ライナーノートには編曲や伴奏についての記載はなく不明です。しかし、おそらくハル・ムーニーが編曲もやっているのではないかと推測しています。曲によって、ビッグ・バンドのブラスセクションを効かせたもの、ストリングスを入れたものなど手の込んだ曲作りがされています。
曲は、スタンダード、ミュージカルからのもの、ヒット曲など様々ですが、知られたものが多いです。「Some of These Days」、「The Facts of Life」、「More」(モア)、「I Love Paris」、「Call Me Irresponsible」、「Milord」、「I Beleieve in You」、「I Left My Heart in San Francisco」(想いでのサンフランシスコ)、「Do Me Good Baby」、「As Long As He Neesd Me」、「If You Love Me,Really Love Me」(愛の賛歌)、「Thank Heaven For Little Boys」の12曲。
アビ・レーンは、潤いのある聴きやすい声で、リズムへ乗って軽く歌っています。自然体という感じで、曲の良さを引き出していますが、ラテンのリズムの入るものは華やかでやはり彼女にあっていて、「Some of These Days」や「I Love Paris」は楽しい。しっとりとした「Call Me Irresponsible」、「I Left My Heart In San Francisco」や「If You Love Me, Really Love Me」 では、声を伸ばして長い音符を歌っていますが、そこにストリングスが絡んで美しく、何を歌っても彼女は上手いように思います。ジャケットの魅力もあってレコードを持ち続けています。
【長野県庁の観光情報コーナー、パンフレット】
自動ドアの向こうの部屋に各市町村などの観光パンフレットのコーナーがあります。
長野県全域のものが集めてあって、入手できます。
ロープウェイのパンフレットです。まだ御岳ロープウェイに乗ったことがありません。