草津白根山は、2014年6月から噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)とされていましたが、本年(2017年)6月7日にレベル1に引き下げられ、 立ち入り規制が湯釜火口の500メートル圏内に緩和されました。国道292号の規制も解除され、駐車場と売店の営業も再開されました。そこで、8月3日(木)にWさんと花を観に白根山に出かけました。
花や景色を撮りながらゆっくりと周回ルートでハイキングを楽しみました。コマクサをはじめとする花や湯釜の景観が素晴らしく、さすがに深田久弥選定の日本100名山の一つです。山の後は、草津温泉へ行き「大滝ノ湯」に入り、蕎麦も食べて充実した一日を過ごしました。歩行時間は、立ち止まっている時間も含めて4時間20分ほどでした
【行 程】
(登山口まで) 長野市自宅 6:00・・・小布施ハイウェイオアシス道の駅合流 6:30・・・白根レストハウス駐車場 8:08 (志賀草津ルート経由)
(ハイキング) 白根レストハウス駐車場 8:10・・・逢ノ峰山頂 8:29・・・コマクサリフト乗場 8:45・・・万座温泉分岐 9:27・・・本白根遊歩道最高地点(2,150m) 9:50・・・万座温泉分岐に戻り・・・本白根山展望所 10:23・・・本白根山ゴンドラ山頂駅 11:28・・・レストハウス駐車場 11:48・・・湯釜展望台 12:10・・・レストハウス駐車場 12:32
(温泉・蕎麦) 大滝ノ湯 13:17ー14:20・・・(草津温泉湯畑見学)・・・ 平野屋(蕎麦) 14:53ー15:20・・・(万座道路経由)・・・長野市自宅着 17:30
【志賀草津道路】
日本国道最高地点。標高2,172m。
草津白根山方面。
日本国道最高地点から進行方向を見ると、青空も出ているので、天気に期待を持ちました。
いくらか下がった途中にある展望スポットからの草津白根山方面。
ガスがまっすぐ上に噴出していて、迫力があります。
レストハウス駐車場に到着。
【逢ノ峰】
道路を渡って、弓池方面へ。
弓池を右手にみて左に進みます。
逢ノ峰登り口。
急な傾斜に見えますが、それほどではありません。青空がのぞき気分が高揚してきます。
歩道は階段などがよく整備されています。
東屋があります。晴れていればここからの景色は相当よいはずですが、湯釜方面はガスで見えませんでした。
本白根山方面へ、今度は下りていきます。
足に優しい道が続きます。
こちら側も階段が整備されています。
コマクサリフトのところに出ました。
【本白根山周回】
リフトの横を通り、右手に進みます。
コメツガやシラビソといった樹木のある針葉樹林が続きます。
熊に注意との看板があったので、鈴を出しました。
コマクサリフトの終点の上の地点です。
少しずつ高度をあげていますが、道はよく整備されています。
高山らしい景色になってきました。右手斜面には、多数の高山植物があります。出会った花については、(2)で掲載します。
左手下は、中央火口です。
中央火口。ガスが出ていて、よく見えていません。
万座温泉への分岐。
ルートの案内板。まず現在地から右に進み、歩道最高地点へ行き、同じ道を戻り、本白根山展望所から鏡池を右に見て、周回でロープウェイ山頂駅へ回るコースにすることにしました。
遊歩道の左右は、ハイマツとお花畑です。
花を入れて本白根山方面を撮ってみました。
尾根に出て尾根道を歩道最高地点を目指して歩きます。気持ち良い道です。
道の左右には、コマクサをはじめとする花がたくさん咲いていました。それも群落になっていて、ワンダフルの一言です。
途中から、中央火口方面。
本白根山遊歩道 最高地点2,150mです。
歩道の最高地点から望む本白根山。
万座温泉への道標がありますが、通常はここまでで戻るようです。
分岐まで戻り、右手に上がり、本白根山展望所へ行きます。
本白根山展望所の標識。
展望所から望む本白根山。
展望所から出発して鏡池方面へ。
少しアップダウンのある道を下りてくるとこの標識に突き当たります。左に折れて、山頂駅まで2kmを行きます。
このあたりも歩きやすい道です。
鏡池。
鏡池の解説。
下りになりますが、滑り止めの付いている木道が整備されていました。歩きやすいです。
左右に樹木が多くなり、花も標高の低いところに咲くものが見られました。
沢を横断する箇所がありました。豪雨の時以外は危険はなさそうです。
沢の上流を見ると、岩がゴロゴロしています。
ほどなくロープウェイ山頂駅が見えてきました。
山頂駅から左手におれて、舗装道路を進み駐車場を目指します。
コマクサリフトの前を通過して、逢ノ峰を巻いている舗装道路を行きます。
駐車場に到着。
【湯釜見学】
昔は、この場所からまっすぐ歩き、湯釜の展望場所へ行けたようですが、現在は立入禁止です。
駐車場を左手奥に進みます。
たくさんの人が登っていきます。
駐車場から湯釜展望台への道は、舗装されています。石が組み込まれているので、柔らかい靴では、足裏が痛くなるかもしれません。
湯釜の展望台。
神秘的なエメラルドグリーンの池を見ることができました。数々の花とともに本日のハイライトです。
駐車場に戻り、草津温泉へ向かうことにしました。この写真だと位置関係がよくわかり、見えている山は逢ノ峰です。
(2)へ続きます。(2)では、出会った花、蝶、鳥について記します。