JR東日本の大人の休日倶楽部4月号の特集は「春のぐんま湿原ハイキング」です。「尾瀬国立公園」はもちろん、「多々良沼」や「チャツボミゴケ公園」が紹介されています。日本に紹介された北欧のジャズを。
BENT AXEN (ベント・アクセン)
BENT JAEDIG (ベント・イェーデック)
LET'S KEEP THE MESSAGE (Debut 1960年録音)
デンマークのピアニスト、ベント・アクセン(p, 1925~2010年)については、エリック・ドルフィーのアルバム「In Europe vol.1~vol.3」(Prestige)に参加していたので、その名前を知りました。アクセンのリーダー作は国内盤CDが再発されていますが、これもその一枚です。
メンバーは、ベント・アクセン(p)、アラン・ボッチンスキー(tp)、ベント・イェーデック(ts)、フランク・イェンセン(ts)、エリック・モルバック(b)、ヨルン・エルニフ(ds)。録音当時、アクセンが35歳、ボッチンスキーが20歳、イェーデックが25歳と、デンマークの若手ミュージシャンによる録音です。
曲目は次のとおり。
1 To Iskol' Hof (Bent Axen)
2 Things Ain't What they Used To Be (Mercer Ellington)【昔はよかったね】
3 Lady Bird (Tadd Dameron)
4 Let's Keep The Message (Bent Axen)
5 Elansky (Bent Axen)
6 Star Eyes (Gene DePaul)
7 Slvie (Bent Axen)
8 Mr Cushmaker (Bent Axen)
ベント・アクセンの自作が5曲に、ジャズ・スタンダードが3曲です。アクセンの自作は、いづれもメロディが追える親しみやすいものです。
「Let's Keep The Message」は、デンマークに移住していたオスカー・ペティフォード(b)が本作録音の直前の1960年9月に亡くなったので、彼に捧げられた曲です。スローテンポで、鎮魂の気持ちが込められているようです。「To Isko' Hof」や「Silvie」あたりは、アップテンポでぐいぐいくるハードバップで、ヨルン・エルニフ(ds)も活躍します。ベント・アクセン(p)がスイングしている「Lady Bird」、ベント・イェーデック(ts)の長いソロが目覚ましい「Star Eyes」と、スタンダード曲も楽しめます。
(参考)本作から「Let's Keep the Message」が聴けます。
Let's Keep the Message - YouTube
【大人の休日倶楽部 2023年4月号】
表紙。表紙は、ピアニストの清塚信也さんです。
大人の肖像として、NHK「クラシックTV」に出演し、全国各地で公演を行っているピアニストの清塚信也さんの「音楽にかける思い」などが掲載されています。
清塚信也さんの「大人の休日倶楽部」会員に向けた特別コンサートが開かれます。7月22日(土)に、軽井沢大賀ホールで開催されます。
特集は、「春のぐんま湿原ハイキング」です。
館林市の「多々良沼」が紹介されています。桜並木や藤棚があり、全体は多々良沼公園になっているようです。
令和元年に、館林の「里沼」が日本遺産に認定されたそうです。「茂林寺沼」、「多々良沼」、「城沼」が紹介されていました。「城沼」の南側には、国の名勝「躑躅ヶ岡(つつじがおか)」があり、樹齢800年を超えるヤマツツジなど約1万株のつつじが春に咲くそうです。
中之条町の「チャツボミゴケ公園」の紹介。この場所なら長野市から車で行けそうです。行ってみたい。
尾瀬国立公園。なんといっても目玉はここでしょう。今年こそ、出かけてみたい。
5月下旬から6月上旬に、ミズバショウが咲くそうです。
知られざる群馬の秘境「チャツボミゴケ公園」と天空の花畑「浅間高原シャクナゲ園」をめぐるツァーと、初夏のミズバショウ咲く尾瀬日帰りハイキングの旅行商品の案内も掲載されています。