安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

アラン・スキドモア「TCB」、久しぶりの「パウゼ安曇野」。

2023-06-18 20:26:55 | テナー・サックス

久しぶりに、ジャズが流れる喫茶店「パウゼ安曇野」に寄りました。オーディオ装置に変化はなく、真空管アンプがなかなか良い感じとのことで、ゆったりと音楽が流れていました。ゆったりと聴いたアルバム。

ALAN SKIDMORE (アラン・スキドモア)
TCB (PHILIPS 1970年録音)

   

イギリスのアラン・スキドモア(ts, 1942年生)は、ジョン・コルトレーンの影響を受けたテナー・サックス奏者で、活動期間が長く、アルバムも多数発表していますが、トニー・レヴィン(ds)が加わった本作が好きで、たまに聴いています。

メンバーは、アラン・スキドモア(ts)、マルコム・グリフィス(tb)、ジョン・テイラー(p, elp)、クリス・ローレンス(b)、トニー・レヴィン(ds)。曲目No5~7に、ジョン・サーマン(ss)、マイク・オズボーン(as)が加わっています。

曲目は次のとおり。

1  Jack Knife (John Serman)
2  Lantern Wood (Warren)
3  One On One Off (Warren)
4  T. C. B. (Alan Skidmore)
5  Walk in and Dance Out (Mike Osborne)
6  A. J. (John Serman)
7  And Think (John Taylor)
参加メンバーのアラン・スキドモアが1曲、ジョン・サーマンが2曲、マイク・オズボーンとジョン・テイラーが1曲ずつと、5曲の出自はわかるのですが、2曲を提供している「Warren」さんがどんな方かわかりません。でも、彼の作った「Lantern Wood」と「One On One Off」は佳曲です。

切れ味のよいリズムセクションに乗って、アラン・スキドモア(ts)らの刺激的なプレイが楽しめます。「Jack Knife」から、トニー・レヴィン(ds)の疾走するドラムスがかっこ良く、ジョン・テイラー(p)のソロも興奮もの。「Lantern Wood」は、バラードで、スキドモア(ts)のプレイに叙情味が溢れ、ちょっとウェイン・ショーターを想い起こしました。「One On One Off」はハイライトといってよく、不穏な出だしや、スキドモアの息の長いフレーズが印象に残ります。

   

(参考)

アラン・スキドモア alan skidmore youtube 

 

【パウゼ安曇野】

住所:長野県安曇野市豊科南穂高353−9
電話:0263-31-6996
営業:水~金 10:00~19:00 土日祝 9:00~18:00 定休日:月・火
ホームページ:パウゼ安曇野(Yahoo!ロコのページ、口コミが掲載されています)

お店の前から北アルプス方面。

外観。

店内

珈琲。ブラジルをまず注文、あとで、モカをもらいました。どちらもストレートです。

   

スピーカー:、JBL4344M

チェット・ベイカーのアルバムがかかりました。

上の真空管アンプは、五加音響研究所製のプリメインアンプです。パウゼ安曇野のスピーカーにあわせて、設計製作されたオリジナルです。五加研究所のホームページ:五加音響研究所 ラントシャフト (localinfo.jp)

営業時間。ただし、マスターは、シニアのサッカーチームに属しているので、サッカーの試合に出かけることがあり、臨時休業になることが、たまに、あります。