安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ハンク・モブレー「STRAIGHT NO FILTER」、上田市「香吃大食堂」で若鶏唐揚げマーラー炒めランチ。

2023-08-03 19:30:00 | テナー・サックス

ランチに冷やし中華を食べようと香吃大食堂(上田市)へ行ったら、鶏の唐揚げマーラー炒めがあったので、興味を惹かれて注文。ピリ辛で、食欲も増し、美味しいくいただきました。ピリッとした演奏です。

HANK MOBLEY (ハンク・モブレー)
STRAIGHT NO FILTER  (BLUE NOTE 1963年、1965年、1966年録音)

   

ハンク・モブレー(ts, 1930~1986年)は、ブルーノートレーベルにアルバムが多いですが、「Soul Station」や「Dippin'」といった代表的なもの以外にも、録音後お蔵入りしていて、後年発表されるものもあり、本作もその一つで、1986年に発売されたもの。

メンバーは、1966年6月17日録音の分が、ハンク・モブレー(ts)、リー・モーガン(tp)、マッコイ・タイナー(p)、ボブ・クランショー(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)。1965年2月4日録音の分が、モブレー(ts)、フレディー・ハバード(tp)、バリー・ハリス(p)、ポール・チェンバース(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)。1963年3月7日録音の分が、モブレー(ts)、ドナルド・バード(tp)、ハービー・ハンコック(p)、ブッチ・ウォーレン(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。

曲目は次のとおり。

1  Straight No Filter
2  Chain Raction
3  Soft Impressions
4  Third Time Around
5  Hnk's Waltz
6  The Feelin's Good
全てハンク・モブレーの作曲した曲。1~3は、1966年6月17日、4と5が65年2月4日、6は63年3月7日録音。4と5は「The Turnaround」と同じメンバーによる1日前の録音で、6は「No Room For Squares」の未収録曲。

1960年代半ばのハンク・モブレー(ts)の演奏を集めたアルバムですが、未発表が嘘だろという優れた内容です。ミディアムテンポのスイングする「Third Time Around」におけるモブレーのソロは、いつになく力強く、低音中心に迫力があります。1~3も素晴らしく、マッコイ・タイナー(p)を中心とするリズムセクションがハードなプレイを繰り広げ、それに乗った、モブレーとモーガン(tp)が存分にソロをとります。アップテンポの「Straight No Filter」はエキサイテイング、ブルースの「Soft Impressions」は、寛げて、曲の並びもよい。

   

聴いたレコードのレーベル。

(参考)本作から「Straight No Filter」が聴けます。

Straight No Filter (Remastered) - YouTube

 

【香吃大食堂(シャンチーダイショクドウ)】
 

外観

入口

本日のランチ三種類の中から、Bの若鳥の唐揚げマーラー炒めを注文。少し辛いらしいけど、どういうものかよくわかりません。まあ、唐揚げならよいか。

カウンター席に座りました。一番乗りでした。窓からは中庭が見えています。

大きくて立派なカウンダ―です。

本日のBランチ。ごはん、サラダ、スープはおかわり自由です。

若鳥の唐揚げマーラー炒め。唐揚げの衣が薄くて、ありがたい。量的にも充分でした。

ピーナツと、黒くて細いものは、多分、細く切った唐辛子でしょうか。辛かったです。

炒めたネギもやや辛くて美味しい。

サラダ。

ごはん。つやつやとして、いい米を使っているようです。

スープ。ピントが合いませんでした。前もそうだったのですが、ピントをあわすのが、なかなか難しい。

漬物

食後に、お茶をもってきてくれました。次回は、冷やし中華をいただきたい。