安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

水野美術館(長野市)「美を競う肉筆浮世絵の世界(光ミュージアム所蔵)」展に行きました。

2023-08-18 19:30:00 | 美術展

先日、長野市の水野美術館で開催中の「美を競う肉筆浮世絵の世界」展に行ってきました。「肉筆浮世絵」は浮世絵師が直接筆をとり丹念に描いた1点物の作品だそうです。本展は、9月24日まで開催中。

光ミュージアム(岐阜県高山市)の所蔵作品から、111点を公開するもので、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳とその門下たちの作品を展示し、江戸中期から明治期までの肉筆浮世絵の流れを紹介するものだそうです。

   

チラシ表。上の絵は、宮川長春《立ち美人》部分(1711~36年)、下の絵は、渓斎英泉《立ち美人》部分(1818~30年)

   

チラシ裏

(チラシ裏の拡大)

   

   

   

   

以上は光ミュージアム所蔵の作品。掛け軸になっているものが多く、構図は先生のものを受け継ぐためか、似たものも見受けられました。どの作品も精緻に描かれていて、素晴らしかった。

水野美術館所蔵の伊東深水の作品。本物は飾ってあり鑑賞しましたが、買い求めた絵葉書です。顔が写実的になってきていて、構図といい魅力的な作品です。しばし、外の暑さを忘れて、絵の世界に没入できました。

【水野美術館】

住所:長野県長野市若里6丁目2−20
電話:026-229-6333
ホームページ:水野美術館|MIZUNO MUSEUM OF ART |長野県 (mizuno-museum.jp)