先日、ランチに温かいものを食べようとCoCo壱番屋へ。冬の定番は、スープカレーやカキフライカレーですが、「カレーうどん」をいただきました。シンプルな商品ですが、味は良かった。シンプルな楽器編成のアルバム。
BILL EVANS (ビル・エヴァンス)
TALES - LIVES IN COPENHAGEN (1964) (ELEMENTAL MUSIC 1964年録音)
ビル・エヴァンス(p, 1929~1980年)は、人気が続いているためか、ゼブ・フェルドマンらにより次々と過去の録音が発見発掘されて、CDなどで発売されています。2023年に発売された本作は、ビル・エヴァンス・エステートと契約した正式なものとして11作目だそうです。レコードで聴いています。
1964年夏にビル・エヴァンス・トリオ初のヨーロッパツァーの音源で、未発表の10曲は、デンマークのコペンハーゲンにおける録音。メンバーは、ビル・エヴァンス(p)、チャック・イスラエル(b)、ラリー・バンカー(ds)。ボーナストラックとして、1969年にエディ・ゴメス(b)、マーティ・モレロ(ds)とオーフスを訪れた際の録音が加えられています。
曲目と録音データは次のとおり。
1 Waltz For Debby (Bill Evans)
2 My Foolish Heart (Ned Washington-Victor Young)
3 How My Heart Sings (Earl Zindars)
4 Sweet And Lovely (Gus Arnheim-Jules LeMare-Harry Tobias)
5 I Didn't Know What Time It Was (Richard Rodgers-Lorenz Hart)
6 Five (Theme) ((Bill Evans)
7 My Foolish Heart #2 (Ned Washington-Victor Young)
8 How My Heart Sings #2 (Earl Zindars)
9 Sweet And Lovely #2 (Gus Arnheim-Jules LeMare-Harry Tobias)
10 Five (Theme)#2 (Bill Evans)
11 'Round Midnigh (Thelonious Monk-Bernie Hanighen-Cootie Williams)- BONUS TRACK
(1-6)
Bill Evans (p), Chuck Israels (b) , Larry Bunker (ds)
Danish Radio, Radiohuset, Copenhagen, August 10, 1964.
(7-10)
Bill Evans (p) , Chuck Israels (b) , Larry Bunker (ds)
TV-City, Copenhagen, August 25, 1964.
(11)
Bill Evans (p) , Eddie Gomez (b) , Marty Morell (ds)
Stakladen, Aarhus, Denmark, November 21, 1969.
演奏と音質が最上級のビル・エヴァンス(p)のアルバム。エヴァンス、イスラエル(b)、バンカー(ds)の組み合わせは、エヴァンスの歴代トリオの中でも一番好きなので、この発売には快哉を叫びました。ベースのチャック・イスラエルは、スコット・ラファロより落ち着いた演奏振りで、テンポ感などが僕にはしっくりきます。どの曲も素晴らしいですが、「How My Heart Sings」は、初出のアルバム「How My Heart Sings」(Riverside)よりも遙かに生き生きとしていて、メンバーが共演を重ねた上での演奏だということに改めて気づかされます。
ジャケットの裏には演奏写真が掲載されています。
ブックレット(解説書)の表紙。豪華な解説書が添付されています。
(参考)本作から「Waltz for Debby」が聴けます。
Waltz For Debby (Live) (youtube.com)
安曇野市宅で聴いているところ。飾ってあるレコードは、全てビル・エヴァンスの発掘盤で、右から「インナー・スピリット (Inner Spirit : The 1979 Concert at the Teatro General San Martin, Buenos Aires)」、本作「TALES」、「モーニング・グローリー(Morning Glory:The 1973 Concert at the Teatro Gram Rex, Buenos Aires)」。
【CoCo壱番屋安曇野インター店】
住所:長野県安曇野市豊科南穂高140番地1 スワンガーデン安曇野内
ホームページ:カレーハウスCoCo壱番屋 (ichibanya.co.jp)
外観
駐車場から北アルプス方面。天気が良くなくて、寒そうです。
ココイチの冬の定番は、ローストチキンスープカレーや牡蠣フライカレーのようです。
なぜか、うどんが食べたくなって、注文。
サラダも一緒に。シンプルなグリーンサラダです。
ドレッシング。ゴマを使いました。
カレーうどんが運ばれてきました。
カレーうどんのアップ。ルウというか汁がたっぷりで、身体が温まりました。
具材は、豚肉が目立った程度です。
うどんの麺は、もともと腰が強いようで、ぐたぐたになっていず、歯ごたえもあります。
七味がついてきました。僕はカレーうどんには使いませんが、使う人もいるのでしょう。
このアルバムですが、そう期待しないで、聴き始めたのですが、最近の発掘ものの中でも、かなり良い方に入るのではないかと、ブログに取り上げました。
お書きいただいたように、再生回数も多く、多くの方に聴かれているようですね。チャック・イスラエル(b)とエバンスの共演したアルバムは、そう多くないので、今回の発売は、とても嬉しいです。
本文で、「How My Heart Sings」が収録されたアルバムを、初め「Moonbeams」と記しましたが、誤りなので、「How My Heart Sings」(Riverside)に訂正しました。2作は、同じセッションからなので、誤ってしまいました。
しかし、コルトレーンといい、エヴァンスといい、クラシックですが、キース・ジャレット(「ビュルテンベルグ・ソナタ集」)といい、話題作が、特定のジャズ・ジャイアントの発掘、復刻ばかりに偏るのは、どうかなという気もしますが、聴いてみると、そうだよなという気になります。
コメントありがとうございます。
拙ブログをご覧いただき、コメントもありがとうございます。
お若い頃、ビル・エヴァンスのコンサートを聴かれているのですね。メンバーが誰だったか気になりますが、ピアノの音は素晴らしかったことと思います。
今回のアルバムですが、発掘されたものとしては、かなり良いように思われ、ブログにアップしました。僕もビル・エヴァンスは大好きで、折りにふれて、アルバムを聴いたり、もっていないものを集めたりしています。
拙ブログは、とりとめのない話題が多いので、もし、気になる記事がありましたら、ご覧いただき、また、コメントなどお寄せいただけると、嬉しいです。
同時期のアルバムというと、
ヴァーヴから「ザ・ビル・エヴァンス・
トリオ・ライヴ」(1964.5)が
出ていますが、こちらはアメリカでの
公演を収録したもの。
雰囲気がずいぶん違います。
TALES - LIVES IN COPENHAGEN (1964)
ヴァ―ヴの後に録音されたヨーロッパ
公演の模様ですが、テープの保存状態も
良かったのでしょうね。
お宝の発掘という感じがします。
ラファロのあとのエヴァンス・トリオが
固まった感じですね。
お書きになっているように「演奏と音質が
最上級のビル・エヴァンス(p)の
アルバム」。
ちょっとヘビロテしています。
配信先の再生回数ではハウ・マイ・
ハート・シングス#2が6.8万回、
スィート&ラブリーが5.2万回
ハウ・マイ・ハート・シングスが
4.4万回。
配信ではどれが聴かれているか
1曲単位で出るので、コンセプト
アルバムだったり、ライブの流れの
あるアルバムだったりするとどうなのか
なという思いもありますが、
全体聴きどころのあるビル自身復活して
きた雰囲気が良く伝わるものだと
思います。