安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ビル・エヴァンス「TALES Live in Copenhagen 1964」、CoCo壱番屋の「カレーうどん」。

2024-01-28 19:30:00 | ピアノ・トリオ

先日、ランチに温かいものを食べようとCoCo壱番屋へ。冬の定番は、スープカレーやカキフライカレーですが、「カレーうどん」をいただきました。シンプルな商品ですが、味は良かった。シンプルな楽器編成のアルバム。

BILL EVANS (ビル・エヴァンス)
TALES - LIVES IN COPENHAGEN (1964) (ELEMENTAL MUSIC 1964年録音)

   

ビル・エヴァンス(p, 1929~1980年)は、人気が続いているためか、ゼブ・フェルドマンらにより次々と過去の録音が発見発掘されて、CDなどで発売されています。2023年に発売された本作は、ビル・エヴァンス・エステートと契約した正式なものとして11作目だそうです。レコードで聴いています。

1964年夏にビル・エヴァンス・トリオ初のヨーロッパツァーの音源で、未発表の10曲は、デンマークのコペンハーゲンにおける録音。メンバーは、ビル・エヴァンス(p)、チャック・イスラエル(b)、ラリー・バンカー(ds)。ボーナストラックとして、1969年にエディ・ゴメス(b)、マーティ・モレロ(ds)とオーフスを訪れた際の録音が加えられています。

曲目と録音データは次のとおり。

1  Waltz For Debby (Bill Evans)
2  My Foolish Heart (Ned Washington-Victor Young)
3  How My Heart Sings (Earl Zindars)
4  Sweet And Lovely (Gus Arnheim-Jules LeMare-Harry Tobias)
5  I Didn't Know What Time It Was (Richard Rodgers-Lorenz Hart)
6  Five (Theme) ((Bill Evans)

7  My Foolish Heart #2 (Ned Washington-Victor Young)
8  How My Heart Sings #2 (Earl Zindars)
9  Sweet And Lovely #2 (Gus Arnheim-Jules LeMare-Harry Tobias)
10  Five (Theme)#2 (Bill Evans)
11  'Round Midnigh (Thelonious Monk-Bernie Hanighen-Cootie Williams)- BONUS TRACK

(1-6)
Bill Evans (p),  Chuck Israels (b) , Larry Bunker (ds)
Danish Radio, Radiohuset, Copenhagen, August 10, 1964.
(7-10)
Bill Evans (p) , Chuck Israels (b) , Larry Bunker (ds)
TV-City, Copenhagen, August 25, 1964.
(11)
Bill Evans (p) , Eddie Gomez (b) , Marty Morell (ds)
Stakladen, Aarhus, Denmark, November 21, 1969.

演奏と音質が最上級のビル・エヴァンス(p)のアルバム。エヴァンス、イスラエル(b)、バンカー(ds)の組み合わせは、エヴァンスの歴代トリオの中でも一番好きなので、この発売には快哉を叫びました。ベースのチャック・イスラエルは、スコット・ラファロより落ち着いた演奏振りで、テンポ感などが僕にはしっくりきます。どの曲も素晴らしいですが、「How My Heart Sings」は、初出のアルバム「How My Heart Sings」(Riverside)よりも遙かに生き生きとしていて、メンバーが共演を重ねた上での演奏だということに改めて気づかされます。

   

ジャケットの裏には演奏写真が掲載されています。

   

ブックレット(解説書)の表紙。豪華な解説書が添付されています。

(参考)本作から「Waltz for Debby」が聴けます。

Waltz For Debby (Live) (youtube.com)

安曇野市宅で聴いているところ。飾ってあるレコードは、全てビル・エヴァンスの発掘盤で、右から「インナー・スピリット  (Inner Spirit : The 1979 Concert at the Teatro General San Martin, Buenos Aires)」、本作「TALES」、「モーニング・グローリー(Morning Glory:The 1973 Concert at the Teatro Gram Rex, Buenos Aires)」。

 

【CoCo壱番屋安曇野インター店】

住所:長野県安曇野市豊科南穂高140番地1 スワンガーデン安曇野内
ホームページ:カレーハウスCoCo壱番屋 (ichibanya.co.jp)

外観

駐車場から北アルプス方面。天気が良くなくて、寒そうです。

ココイチの冬の定番は、ローストチキンスープカレーや牡蠣フライカレーのようです。

なぜか、うどんが食べたくなって、注文。

サラダも一緒に。シンプルなグリーンサラダです。

ドレッシング。ゴマを使いました。

カレーうどんが運ばれてきました。

カレーうどんのアップ。ルウというか汁がたっぷりで、身体が温まりました。

具材は、豚肉が目立った程度です。

うどんの麺は、もともと腰が強いようで、ぐたぐたになっていず、歯ごたえもあります。

七味がついてきました。僕はカレーうどんには使いませんが、使う人もいるのでしょう。



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
最近の発掘、復刻アルバム (azumino)
2024-01-29 19:21:27
mobuさん こんばんは

このアルバムですが、そう期待しないで、聴き始めたのですが、最近の発掘ものの中でも、かなり良い方に入るのではないかと、ブログに取り上げました。

お書きいただいたように、再生回数も多く、多くの方に聴かれているようですね。チャック・イスラエル(b)とエバンスの共演したアルバムは、そう多くないので、今回の発売は、とても嬉しいです。

本文で、「How My Heart Sings」が収録されたアルバムを、初め「Moonbeams」と記しましたが、誤りなので、「How My Heart Sings」(Riverside)に訂正しました。2作は、同じセッションからなので、誤ってしまいました。

しかし、コルトレーンといい、エヴァンスといい、クラシックですが、キース・ジャレット(「ビュルテンベルグ・ソナタ集」)といい、話題作が、特定のジャズ・ジャイアントの発掘、復刻ばかりに偏るのは、どうかなという気もしますが、聴いてみると、そうだよなという気になります。

コメントありがとうございます。
返信する
Unknown (azumino)
2024-01-29 19:11:03
えびす宮さん こんばんは

拙ブログをご覧いただき、コメントもありがとうございます。

お若い頃、ビル・エヴァンスのコンサートを聴かれているのですね。メンバーが誰だったか気になりますが、ピアノの音は素晴らしかったことと思います。

今回のアルバムですが、発掘されたものとしては、かなり良いように思われ、ブログにアップしました。僕もビル・エヴァンスは大好きで、折りにふれて、アルバムを聴いたり、もっていないものを集めたりしています。

拙ブログは、とりとめのない話題が多いので、もし、気になる記事がありましたら、ご覧いただき、また、コメントなどお寄せいただけると、嬉しいです。
返信する
TALES - LIVES IN COPENHAGEN (1964) (mobu)
2024-01-29 13:53:58
配信で聴きました。

同時期のアルバムというと、
ヴァーヴから「ザ・ビル・エヴァンス・
トリオ・ライヴ」(1964.5)が
出ていますが、こちらはアメリカでの
公演を収録したもの。
雰囲気がずいぶん違います。

TALES - LIVES IN COPENHAGEN (1964)
ヴァ―ヴの後に録音されたヨーロッパ
公演の模様ですが、テープの保存状態も
良かったのでしょうね。
お宝の発掘という感じがします。
ラファロのあとのエヴァンス・トリオが
固まった感じですね。
お書きになっているように「演奏と音質が
最上級のビル・エヴァンス(p)の
アルバム」。
ちょっとヘビロテしています。
配信先の再生回数ではハウ・マイ・
ハート・シングス#2が6.8万回、
スィート&ラブリーが5.2万回
ハウ・マイ・ハート・シングスが
4.4万回。
配信ではどれが聴かれているか
1曲単位で出るので、コンセプト
アルバムだったり、ライブの流れの
あるアルバムだったりするとどうなのか
なという思いもありますが、
全体聴きどころのあるビル自身復活して
きた雰囲気が良く伝わるものだと
思います。
返信する
ビルエバンスいいですね (えびす宮)
2024-01-29 09:28:39
若いころビルエバンスのコンサートに行く機会があり、それ以来とても好きになりましたが、若くして亡くなられて残念な思いをしています。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。