本日は、購入しただけでまだ開けてなかった、手動式のレコードクリーナーを組み立てて使ってみました。ジャズ喫茶「アンの家」のマスターが使っていて、効果があるので、購入した製品です。
確実にチリパチなど減って、音も輝きを取り戻した感じがしました。さらに部屋に飾ってあるレコードジャケットを涼しげなものに交換、あわせて、このごろ購入した本を備忘的に記します。
(レコードクリーナーの導入)
Knoti disco-antistat(ノスティ ディスコ・アンティスタット)は、1970年代から使われ続けているドイツ製の手動式レコードクリーナーです。GenerationⅡでは、洗浄時に便利な回転用ハンドルがついています。
洗浄液。500回は使えるそうですが、どうでしょうか。
この中に液を入れます。真ん中にレコード面をこするようにブラシ状のものが付いています。
レコードにラベルのプロテクターを装着するところ。
ハンドルを回して洗浄しています。
20分程度乾かして終了。4枚洗浄してみました。
使ったあと、洗浄液は濾過し、収納容器に戻します。濾過器も付属しています。
洗浄したリー・ワイリーの10インチ盤(25cm)盤「Sings Irving Berlin」を聴いてみました。さすがに古いので、ノイズも入りますが、ノイズ自体ずっと減った感じです。盤面もきれいになりました。
続いて、バーニー・ケッセル「Easy Like」。コンテンポラリーレーベルのオリジナル盤で、心なしかギターの音がくっきりと聞えます。埃のついていそうな古いレコードは、このクリーナーを使って洗浄していきます。
【Knosti Disco-Antistatの紹介】
KNOSTI Disco-Antistat Generation2 | ロジャースラボラトリー・ジャパン (rogers-japan.com)
(装飾用のレコードジャケットの入れ替え)
右上に、スタン・ゲッツ「Long Island Sound」(New Jazz、日本盤)。棚の上は、左から、ジュニア・クック「Junior's Cokkin'」(Jazzland, 再発)、ビル・エヴァンス「At モントルーⅡ」(CTI, 日本盤)、ビル・エヴァンス「At モントルー」(Verve, フランス盤)。
ついでに、ビル・エヴァンス「At モントルー」(Verve, USA直輸入盤)とフランス盤の試聴もしました。USA盤がオリジナルですが、フランス盤の音が良くてびっくり。
(購入したジャズ関連本)
ここ半年くらいで購入した大きめの本3冊。
小川隆夫著「マイルス・デイヴィス大事典」(シンコー・ミュージック)。ディスク・ガイド、演奏楽曲事典、関連人物事典など、網羅された内容です。
テッド・ジョイア著「ジャズ・スタンダード」(みすず書房)。聴いて弾いて愉しむ252曲。曲の解説と、代表的な演奏(歌を含む)を挙げています。曲の解説ばかりでなく、背景なども言及していて、読み物としても面白い。
納浩一著「ジャズ・スタンダード・バイブル」(リットー・ミュージック)。ヴォーカリストのためのセッション定番の123曲が掲載されています。123曲の楽譜と歌詞のほか、33曲についてはメロディと伴奏を演奏したインストCDも付属しています。
ジョニー・マーサー作詞、ヘンリー・マンシー二作曲「Moon River」のページ。楽譜と歌詞を読んで、CDを聴くだけでも楽しめます。
買った際に、はりきって50枚ばかりクリーニングしました。
確かに効果があります。表面がツヤツヤになるところも良いですよね。
でもあれから7〜8年。取ってありますが流石に薬剤は使えないでしょうね。薬剤はどこかで(安く)、入手できれば、また使いたいです。
レコードのクリーナーは、超音波を使うものなど、いろいろありますが、簡便で、経費もそうかからないので、これを購入しました。
既に7~8年前に入手されてお使いとは、素晴らしいです。洗浄液は、一つで500回使用できるとありますが、どうでしょうか。アマゾンなどで買えますが、高いですね。
僕の知人は、他の安い化学薬品で似たような成分のものを自ら作り、使用しています。それも難しそうなので、限られたレコードを選択して、洗浄しようと考えています。
コメントありがとうございます。