今年(2023)の春は、花粉の飛散量が多く、体調今一つで、憂鬱気味です。そんな気分を変えるべく、和むようなエッセイを読もうと、益田ミリさんの新刊文庫本を読んでみました。
表紙
(ブックカバー裏面にある本書の紹介)
(感 想)
イラストレーターで、漫画や小説なども書いている益田ミリさんの日常を切り取ったエッセイ集です。気負わず、のほほんと、でも、少し刺激もある行動が描かれています。以下、特に印象に残った部分です。
「立ち寄り計画」という一編では、『日比谷に宝塚の舞台を観に行く・・・前にどこに行こう?』とあれこれ考え、ランチに日比谷近くで食べられる、「ピザトースト」発祥のお店に寄ったことを書いています。観劇や演奏会の前はこうありたいと、共感。
『午後、ネイルサロンへ』では、きれいになった自分の足の爪を眺めて満足し、ピアノレッスンも似ていて、自分が弾いて楽しいからOKで、『楽しみを内側にもっているのはなかなかよいものである。』と、まとめています。自分だけの満足に肯定的で、僕も似たところがあるので、納得。
(益田ミリさんが好きなおやつの写真を掲載したページなど)
(著者略歴)
益田さんの旅に関するエッセイは、何冊か読みました。
【幻冬舎の益田ミリさんのページ】
読んでないのでわかりませんが・・・、イラストも、内容も、癒し系と言いますか、ホッとできる息抜きできる感じがしました〜💖
>文房具屋さんでたまたま見つけた紙粘土で、ペン立てを作ってみたり
>バターたっぷりなトーストにハマって喫茶店に通い、クリスマスケーキの代わりにとらやのお汁粉を食べる
↑↑
何だか、疲れた心が柔らかになれそう〜♫
何でもない1日も、自分の感じ方次第で、キラキラになるんだろうな〜って、思えるような、文章に、惹き込まれました〜♪
ティーガーデン
今日は山記事ではないですが
思わずコメント入れたくなっちゃって・・
楽しいエッセイですね
おやつの写真に釘付けです
泉屋さんのクッキー缶!
実は私も大好きなんです
母が好きだったから
私が小さいころから、クッキーと言えば
泉屋さんでした
今は美味しいものがいっぱいあって
泉屋さんのは時代に合わないのかもしれませんが、
私は逆にすごくオーソドックスなところがいいんです
また食べたくなりました 🤩
今年は花粉がすごいみたいですね・・・
あちこちで症状が辛いって聞きます
どうぞお大事に・・
益田ミリさんのエッセイは、旅関連のものは何冊か読んだことがあります。今回のものは、普段の日常を書いていました。気負わず、マイペースで、読んでいて、なんとなく良いなあ、とほのぼのしました。
こんな生活ができれば、大都会、東京もかなり楽しく過ごすことが可能だと、羨ましくもなったエッセイです。
コメントありがとうございます。
泉屋さんのクッキー缶、著者もジュリアさんと同じ経験があって、どんなものが入っているのだろうと、蓋を開ける時のワクワク感が忘れられないという趣旨のことを書いていました。今ではあまり使われないかもしれませんが、缶入りのお菓子は、記憶に残る気がします。
映画についても2~3編で触れていて、レイトショーにもお出かけでした。等身大の日常が描かれていて、親近感の湧くエッセイでした。
コメントありがとうございます。