安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

岡田大介著「すし本」(ビジュアルだいわ文庫)。面白く、実用的な良書です。

2024-08-22 19:30:00 | 読書

ある書店で、文庫本の棚を見ていたら、すしダネと、そのもとのお魚がセットで掲載されている『すし本」という使えそうな文庫があったので購入。   

   

表紙

(本書の概要)

すしダネを楽しく学べるハンドブックです。「予約必須の高級すし店」や「こだわりの頑固職人」、食事マナーや食べる順番……。たしかにそんな世界もあるけれど、実はもっと気楽で、自由で、幸せな場所が「すし屋さん」。知らないことは聞けばいい。感じたことを素直に発すればいい。それくらい肩の力を抜いて、すしの美味しさを楽しんでいただきたい。そんな思いを大前提に、この本を書きました。(「はじめに」より)

(目 次)

107種類の寿司だねが紹介されていて、それらは、次の7つに分類されています。

1  赤身
2  光り物
3  白身
4  イカ・タコ
5  貝
6  エビ・カニ
7  長物
8  魚卵・ウニなど

(感想など)

僕は、海無し県の長野県出身で、現在もそこに住んでいるので、お魚の種類がさっぱりわかりません。寿司屋さんで訊ねることもありますが、簡便にわかりやすい図鑑のような本があればと、以前から思っていました。

この本は、そんなニーズに応えるものです。すしダネと釣り上げたお魚が、見開きでる見ることのできるのが、特にありがたく、知らないネタを注文するのにも役立ちます。また、美味しい食べ方も記されていて、配慮が行き届いています。

コンパクトな文庫本なので、例えば、札幌旅行に持っていって、その土地のものを注文するのにも良さそうです。著者の岡田さんは、すし職人歴27年、釣りも行っていて、その経歴が反映されている良書です。

(著者の紹介

【著者の岡田大介さん関連のホームページ】

酢飯屋グローバルトップ / 文京区水道、江戸川橋にある寿司、カフェ、ギャラリーの複合店 (sumeshiya.com)

 

(本書のページから)

2024年5月15日第一刷発行となっていて、ごく最近発行された書き下ろしの文庫本です。
 
 
すし界の絶対王者「クロマグロ」から、始まります。

 
左側には、クロマグロの解説も。
 
 
 
サワラ。著者の嬉しそうな顔とサワラそのものが写っています。サワラは「光り物」に分類されています。
 
 
 
ノドグロ。左ページ下段の写真で、ノドグロと呼ばれるわけがわかりました。喉が真っ黒です。高級品ですが、北陸で食べたことはあります。白身の魚に分類されています。
 
 
 
ホッケ。かなり前ですが、札幌旅行で初めてホッケの寿司をいただきました。それまでは、ホッケが生で食べることが出来るとは思ってもみませんでした。白身の魚ですが、濃厚な味わいで、また、いただきたい。
 
 
ハナサキガニのお寿司は、未体験なので、ぜひ、北海道に出かけた際にいただいてみたい。
 
(本書のカバー裏)
 
   


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ホッケに一票いれさせていただきます🐻 (クリン)
2024-08-24 19:14:00
・・・来週家族で近所に回転ずしを食べに行くことになり、久しぶりなのでよろこんでいたのですが🐻・・
こんなに本格的で美味しそうなおすしの写真を見せてくれるだなんて・・
azuminoさまひどいっっ☔

(全然関係ないんですけど少し前、いやけっこう前?のシチズン時計✨✨2本ともカッコよかったです💎✨✨)
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Unknown (azumino)
2024-08-26 17:12:09
クリンさん こんにちは

諸事情で、コメントの返信遅れてすいません。

回転寿司も、お魚の種類は多いし、マグロなど結構よい品物が入っているのではないでしょうか。この本ですが、見ていると、お寿司屋さんに行きたくなってきます(笑)。

ホッケは、焼いた物しか見たことがなかったので、札幌でホッケの寿司を食べたときには感激しました。美味しいですね。

時計も高価なものなど、キリがありませんね。ザ・シチズンやグランドセイコーあたりが普段使うのには向いています。もっとも、僕は、安くて、シンプルなものを使っています。
コメントありがとうございます。
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