安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

冬限定の高デッキ山スノーシューハイク(2)【瑪瑙山山頂~高デッキ山山頂)

2021-02-23 19:55:12 | 登山・ハイキング

高デッキ山スノーシューハイクの2回目です。瑪瑙山山頂からいったん下り、手前の尾根を経て高デッキ山山頂までを記します。好天にも恵まれて、雪原や山岳など絶景の連続でした。行程を記しますが、休憩があったり、写真を撮ったりで、特に復路はゆっくりです。

【行 程】

(往路)瑪瑙山山頂  9:35 →  高デッキ山山頂 11:27  
(復路)高デッキ山山頂 12:00  → 林道出会い 13:59 → 戸隠スキー場 14:31 

 よつかど(蕎麦)、アゼリア飯綱(入浴)

(瑪瑙山山頂からの景色)

戸隠連峰越しに、北アルプスが見えています。八方尾根や白馬三山がバッチリ見えていました。

戸隠連峰。

高妻山。建物は、リフトの山頂駅です。

北の方向です。野尻湖が見えています。

(瑪瑙山~高デッキ山スノーシューハイク)

出発します。

見えているのは飯縄山です。北峰に向かい下りていく感じです。

下りてきた方向を振り返って撮影。濃い色調の青空です。

左にはダケカンバ。

途中から左折して雪原の方に下りていきます。

まずこの景色です。奧から、黒姫山、手前に山があり、右から3番目の峰が高デッキ山です。左から来ている尾根は、瑪瑙山の尾根です。

手前を拡大

ここで遊びました。Sさんは、スノーシューで走っています。

僕はぼーっとして、景色を眺めて休憩中です。ここで既に感激。

休憩のあと、尾根を乗り越えて、もう一つの雪原に向かいます。

途中から振り返っています。休憩したのは、写真中央のあたりです。こうしてみると結構傾斜があります。

このへんから左に少し巻いていきます。

もう一つの雪原に出てきました。

広い平らです。

   

ダケカンバでしょうか。青空に映えていました。

正面には戸隠連峰。

右手に上っていきます。高デッキ山からきている尾根に行きます。

傾斜の緩そうな、左側の樹林帯を上っていきます。

尾根の手前は傾斜が結構あります。

尾根にでました。左折して高デッキ山山頂を目指してほぼ直線に進んでいます。

尾根の途中から振り返ったところ。真ん中に瑪瑙山山頂、左に尾根をくだり、途中左折して雪原、一つ尾根を超えて、もう一つの広い雪原、そこから上ってここまで来ています。

進行左手。相変わらず天気が良くてルンルン気分です。

進行右手には、黒姫山が大きく見えます。

黒姫山の左には火打山など妙高の山々。

高デッキ山の山頂が見えてきました。

手前の樹林帯を進みます。

このあたりから一気に上りになります。

もう少しです。

山頂到着。山頂に標識などはありません。

(3)へ続きます。(3)では、高デッキ山の山頂、山頂から戸隠スキー場への下山などについて記します。引き続きご覧いただければ幸いです。


冬限定の高デッキ山スノーシューハイク(1) (2月22日 長野県長野市戸隠)

2021-02-22 20:21:29 | 登山・ハイキング

本日(2月22日)、Sさんの案内で戸隠スキー場から瑪瑙山、高デッキ山(標高 1716.7m)へスノーシューハイクに出かけました。高デッキ山は、藪ばかりでこの時期しか行けない山です。

このところの運動不足で下りは時間がかかってしまいました。好天に恵まれ、瑪瑙山、高デッキ山などから戸隠連峰、北アルプス、高妻、黒姫などなどの山が美しく見えて最高でした。

本日は、1回目で、戸隠スキー場のリフトを使って瑪瑙山までを記します。

戸隠スキー場リフト乗り場。8時30分運行開始です。

スキー場の朝の様子。

スキー学校もあります。

リフト終点。ここから次のリフト目指して、スキーのゲレンデの端を歩いて行きます。

天気が良くて、スキーのコースから黒姫山などが見えています。

高妻山

富士山スポットがありました。残念ながら当日は富士山は見えませんでした。

ここを下れば、リフト乗り場です。

リフト乗り場。運行開始は9時です。

終点。瑪瑙山山頂は目の前です。

ここで、スノーシューを履きます。これはAさんからお借りしたもので、積雪が深くても大丈夫な製品です。

すぐ横にある瑪瑙山(標高 1748m)山頂。本日は、ここから実質的なスノーシューハイクを開始します。以下、続きます。


フランク・モーガン「BEBOP LIVES!」と富山県の観光PR誌「ねまるちゃ」の話題

2021-02-21 19:39:01 | アルト・サックス

JR東日本の駅やNEXCO中日本の高速道SAに置いてある観光パンフレットの中で、よく見るのが、富山県の「ねまるちゃ」です。「ねまるちゃ」という語感が記憶に残るのと、内容が充実しているからです。観光にはブランクができてしまいましたが、そろそろ解消したいところ。30年間のブランクを経て復活したミュージシャン。

FRANK MORGAN (フランク・モーガン)
BEEOP LIVES! (CONTEMPORARY  1986年録音)

   

フランク・モーガン(as, 1933~2007年)は、それほど有名ではありませんが、アート・ペッパー(as)と同じように麻薬によるブランクを経て奇跡の復活を遂げたミュージシャンです。1955年録音のリーダー作や復活後のアルバムも悪くないので、僕はたまに聴いています。

メンバーは、フランク・モーガン(as)、ジョニー・コールズ(フリューゲルホーン)、シダー・ウォルトン(p)、バスター・ウィリアムズ(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)。最初は、サイドメンの顔ぶれが良かったので購入しました。ニューヨークのジャズクラブ「ヴィレッジバンガード」におけるライブ録音です。

曲は次のとおり。

1  What is This Thing Called Love? (Cole Porter)
2  Parker's Mood (Charlie Parker)
3  Well, You Needn't (Thelonious Monk)
4  Little Melonae (Jackie McLean)
5  Come Sunday (Duke Ellington)
6  All The Things You Are (Jerome Kern)
チャーリー・パーカー作曲の「Parker's Mood」などジャズオリジナルと有名スタンダード曲が選曲されています。

フランク・モーガン(as)のチャーリー・パーカーに影響を受けたビ・バップの演奏が大いに楽します。また、曲のイントロやスローテンポな曲では、バップ以前のスイング時代を髣髴とさせるプレイをするなど個性も感じさせられます。出だしの「What is This Thing Called Love?」からモーガンは好調ですが、バラードの「Come Sunday」と、それに続く「All The Things You Are」では艶やかなアルトサックスの音色による詩情が感じられるプレイが素晴らしい。ジョニー・コールズ、シダー・ウォルトンらサイドメンも温かい演奏ぶりで盛り立てています。

   

ジャケット裏面にあるフランク・モーガンの演奏写真。

【富山県の観光PRパンフレット「ねまるちゃ」】

タイトルの「ねまるちゃ」とは、「ねまる」が富山弁で「座る・休む」の意味で、富山でゆっくりくつろいで休んで欲しいという願いをこめてつけられたネーミング(造語)だそうです。なかなかいいタイトルです。

   

ねまるちゃ2020年冬号表紙。これは高速道路のSAに置いてあったもの。

   

こちらは、JR東日本の駅に置いてあったものです。基本的には同じですが、JRの情報なども載っています。

冬号では、旬の味覚に焦点が当たっています。富山湾寿司ですが、こんなの見ると海のない長野県から出かけたくなります。

寒ブリと紅ズワイガニの記事。食べられる飲食店の紹介もあり、具体的で良いです。

お酒の紹介ページです。クラフトビールも各種あるようです。

   

2021年春号で、高速道のSAに置いてあったもの。モデルは、深川麻衣さんのようです。

立山黒部アルペンルートは、全線開業50周年だそうです。トロッコ電車を運営する黒部峡谷鉄道(株)も開業50周年だそうです。

春が見どころの美景スポットの紹介。左上にある300万本のチューリップは、入善町のにゅうぜんフラワーロードだそうです。入善なら比較的近いので、出かけようと思います。

早朝営業の食堂で地のモノをいただくという記事。上段は、速水市の「きときと食堂」、下段は、氷見市の「魚市場食堂」の紹介です。新鮮な魚が美味しそうです。

【とやま観光ナビホームページ】

とやま観光ナビ (info-toyama.com)

こちらのホームページで、春号は綺麗に見ることができます。


安曇野の森の中にひっそり佇む「まるこ食堂」でランチ (和食・喫茶 安曇野市穂高有明) 

2021-02-20 19:37:02 | グルメ

穂高有明方面に出かけたので、初めて「まるこ食堂」に寄ってみました。2018年9月のオープンなので、新しいお店です。ギャラリー・シュタイネの近くにあり、そちらにも寄ったのですが、閉まっていました。

本日の定食を注文。麻婆豆腐がメインにヒジキ煮やさしみこんにゃくが副菜でした。別注文ですが、デザートの「カタラーナ」が美味しかった。木立に囲まれ、夏などティータイムにも良さそうなお店です。

敷地

正面の建物がお店です。

   

扉。すっきりとしています。

入口の扉を開けたところは壁になっていますが、飾り棚を設けてあり展示がありました。

店内。逆光になっていて、うまく撮れていませんが、雰囲気はこんな感じです。大きなテーブル席とカウンター席があります。

本日の定食。筑前煮は、別に注文しました。

麻婆豆腐。結構辛いものでした。

真ん中に筑前煮。具がたくさんで、鶏肉に味が染みこんでいて、美味しかった。

刺身こんにゃく。味噌がのっていました。

珈琲やデザートのメニュー。このメニューを見ているうちにデザートも注文したくなりました。

珈琲とカタラーナ。

珈琲。濃い目でした。

「カタラーナ」は、スペインのデザートだとのことです。クリームブリュレのような感じでしょうか。

プリンを凍らせたようなものだと女性マスターが話していました。中まで密度があって濃厚なものでした。

【まるこ食堂】

住所:長野県安曇野市穂高有明7372-51
電話:0263-31-6355
ホームページ:まるこ食堂 (食べログのページです。)


池波正太郎と七人の作家「蘇る鬼平犯科帳」(文春文庫)を読みました。

2021-02-19 19:26:11 | 読書

先日、書店に立ち寄ったら、文春文庫「蘇る鬼平犯科帳」の企画が面白かったので購入して読みました。

   

表紙。

   

裏表紙にある本書の紹介。

(収録作タイトルと作者は次のとおり)

せせりの瓣介  (逢坂剛)
最後の女 (諸田玲子)
隠し味 (土橋章宏)
前夜 (上田秀人)
浅草・今戸橋 (門井慶喜)
狐桜 ( 風野真知雄)
石灯籠 (梶よう子)
瓶割り小僧 ( 池波正太郎)

初出は、全て「オール讀物」です。池波さんのものが1980年9月号、諸田玲子、梶よう子さんのものが2010年6月号、あとの5編は、2017年5月号と8月号に掲載されたものです。

(感 想)

池波正太郎の歴史小説は、かつて読み漁り、今でも、ファンの一人です。この本では、本人以外の作家が、池波作「鬼平犯科帳」の世界を描いていて、興味をそそられ、一気に読みました。

逢坂剛作「せせりの瓣介」や土橋章宏作「隠し味」は、池波本人が続編を書いたかのようです。これら2編では、池波さんの造語と思われる盗賊用語の「つなぎ」とか「急ぎ働き」といった言葉が使われ、江戸の街の描写も見事で、読者を池波ワールドに連れて行ってくれます。

上田秀人作「前夜」は、長谷川平蔵が火付盗賊改めに就く前段のことを描き、平蔵の実像に迫る一編でした。池波正太郎作「瓶割り小僧」はもちろん、他もそれぞれ読みどころがあり、面白い短編集です。

(著者紹介)