家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

東京に行ってきた  の3

2010-07-01 05:40:01 | Weblog
9時半にライブがひけた。

長男と会って遅い夕食を共にした。

先日帰省したときには長髪だったが今回は坊主にしてあった。

伊勢丹カリスマバイヤーとして名を馳せ「福助」を経営再建させた藤巻幸夫に見かけが似てきた。

2、3件の飲み屋で満席と断られた。

渋谷は年がら年中お祭りのように混み合っている。

本日4回目のビール。

接待慣れした長男がササッと手際よく注文した。

我々夫婦への気づかいも、さり気ない。

彼はワールドカップで忙しい中さらに新しく始まる番組などを抱えて無類の忙しさのようだ。

少しやせて見えたが忙しいほど輝く彼の性格は子供の頃と変わらない。

TV業界に身を置く彼は、お客様といえる日本全体の話。

そして業界だけの特殊な話やまた一般的な彼の周りの話。

多岐に渡って楽しく教えてくれる。

私たちの話もよく聞くから無限に思える脳の収容能力だ。

笑いが絶えないから、お互い乗って喋ることになり再び笑う。

いつも会えば、お互いに饒舌になる。

楽しい時間は、あっという間に過ぎ終電間際の地下鉄を乗り継いでホテルに帰った。

システムバスでシャワーを浴びた。

汗は流せたが、あまりの狭さに疲れを癒すまではいかなかった。

リュックサックにすれば腰痛は軽く済んだだろうに。

荷物を持ち運ぶのにショルダーバッグを持ってきたことを後悔した。

春野で鍛えた足で都会をあちらこちら歩き回ることはできた。

だが身体の片側にだけ重さのかかるショルダーバッグは、ただでさえ弱い腰になおさら負担をかけてしまった。

明日のことを考える前に眠りに落ちた。