家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

我が家の女郎蜘蛛

2010-07-22 08:22:43 | Weblog
ちょっと気になるクモがいたので写真を撮って調べてみた。

女郎蜘蛛(ジョロウグモ)というらしい。

調べてみたら今度は、なぜ女郎という名が付いたのか気になった。

Wikipediaでは

「名前は女郎に由来すると一般的には考えられている」としか書かれていない。

そしてWikipediaで女郎とは

「遊郭や宿場で男性に性的サービスをした売春婦で、「客を遊ばせる女」と言う意味が一般的である」とある。

クモとの関係が、ちっとも具体的に分からないが、何故気になったのかというと私が通ると必ず落ちるからだ。

落ちるというのは自分で作った巣から落ちるのである。

私が横を通るたびに「ポトン」と下に落ちる。

これは「ヤバイ」と思って下に落ちて避難するらしいのだ。

しばらくすると巣に戻っている。

コヤツが滑稽なのは真正面から近づくと気付かないでそのままでいるのだ。

少しでも横にずれると「ポトッ」と落ちる。

たぶん目が横しか見られないのであろう。

「危険じゃん。役に立っていないじゃん」と言ってもしかたがない。

今日は自分より大きそうなセミの食事中であった。

近づいてみると、そのままだ。

だが少し横に出てみた。

やはり「ポトン」だった。

「喰う」ことを続けず、「逃げる」を優先させたから生きるために喰うのであるということが分かった。

Wikipediaでは更に

交尾は雌の脱皮直後や食餌中に行なわれる。

これは、交尾時に雌が雄を捕食してしまう危険性があるためである。

と書かれていたが今日のところは、その幸運なオスは見当たらなかった。

また横から見ると「ポトン」と落ちていく慎重なメスだから巣に戻ってきてオスが喰われてしまうかもしれないとも思った。