家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

玄関前モミジ

2010-07-19 09:34:39 | Weblog
玄関前に植えてあったモミジが大きくなった。

それは喜ばしいのだが斜めになっているため車の出入りに邪魔になってきた。

杭を打ってモミジの姿勢を矯正することにした。

静かな住宅街に杭打ちの音が響き渡る。

向かいに越してきた人が、あまりの大きな響きに笑い出した。

忘れた頃使う「垣根結び」で頭をひねっていると長男の同級生であるK君がやってきた。

彼に教わり難なく結び終えた。

杭の長さをそろえモミジの剪定をして私の担当は終了した。

モミジは夏向きの涼しい装いに変身した。

暖系色の外壁に対して緑が映える。

妻は玄関前に置いてある水瓶の水を取り替えした。

まずは中に住む生き物の捕獲から。

金魚とドジョウをバケツに移す。

真っ黒い泥の中で逃げ惑う魚たち。

追いかける網。

汚れた水をくみ出し水瓶の壁に着いた汚れを洗い流す。

きれいにし過ぎない頃合が難しい。

心情としては新品のようにしたいのだが魚の気持ちを思いやり、少し汚れを残す。

水道水のカルキが抜けるまで魚たちには狭い中で少し我慢してもらう。

さっそくバケツから飛び出したドジョウ君。

玄関床で捕獲し元に戻されてフタが乗った。

きれいになった水瓶に戻されて魚たちが喜ぶのかどうか誰も分からない。