Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

軽量主義

2013年08月21日 07時59分40秒 | Weblog
仕事ができない人のカバンはなぜ重いのか
 これはよくある。
 営業マンで、その日に訪問する顧客だけをピックアップしたリストを作らず全顧客のリストを持ち歩く人、パソコンのデスクトップ画面にありとあらゆるファイルを貯めている人などもそうだ。
 そういう人は、最小限の荷物で海外旅行に行く人を見習うといいのではないだろうか。
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修羅場の行動

2013年08月20日 07時57分00秒 | Weblog
花火大会爆発事故 気化したガソリンが原因か
 露天商が携行缶を振り回したためにガソリンが飛散したという目撃証言があるそうだ。
 修羅場に遭遇すると、ときどき常人には理解しがたい行動をとる人物がいる。この露天商もそうだが、例えば、交通事故でも、事故直後、被害者を救助するのではなく、ひたすら携帯をいじる加害者などというのもいる。
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煙草のせい?

2013年08月19日 07時46分08秒 | Weblog
屋台業者に防火指導せず…爆発事故で実行委会長
 亡くなった方のご冥福をお祈りします。また、やけどをされた方の一日も早いご回復をお祈りします。
 事故原因は正確にはまだ調査中のようであるが、引火したのが煙草の火であるという説がある。そうすると、露天商又は客が煙草を吸っていなければ、こんな惨事は発生しなかったのである。
 「火気の取り扱いに関する指導」もさることながら、「ガソリン等に引火するおそれのある場所での喫煙禁止」も必要だろう。
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妖怪と表象

2013年08月18日 07時02分09秒 | Weblog
 実家の倉庫で再発見した「山ン本五郎左衛門只今退散仕る」を約20年ぶりに再読する。読後感がさわやかである。
 著者(稲垣足穂)は、妖怪は「愛」ゆえに平太郎を驚かし続けたと解釈しているが、ここで私は、ショーペンハウアーの「表象」を思い出した。
 妖怪(山ン本)が繰り出す女の生首などの妖怪は、いわば「表象」であり、そんなものに動じることなく「物自体」をとらえ続けた平太郎は、妖怪が与えた試練を克服したという風に読めたのである。「妖怪」は、少年がこれからの人生で出会うであろう、さまざまな試練(もっとも、それは「表象」に過ぎないのだが)を象徴しているのではないか。
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仁術

2013年08月17日 07時54分07秒 | Weblog
 「医は仁術」というが、町医者についてはまさにそのとおりである。
 盆休みに帰省したところ、ある医者について、「あの先生は、悩みを相談をしても、『そんなこともありますよ』の一言で片づけてしまう」という評判が立っていた。弁護士とは違い、医者は一般庶民でもなじみが深いだけに、評判はすぐに広まる。
 町医者の場合、病気を治すことも大事だが、訴えかけを丁寧に聞くことも大事だと思う。十分事情を聴いたうえで、納得のいく説明と処方をする点は、おそらくマチベンと共通しているのだろう。
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幸福感

2013年08月16日 07時30分10秒 | Weblog
世界文学を読みほどく—スタンダールからピンチョンまで—
 トップバッターはスタンダールの「パルムの僧院」である。
 池澤氏は、この小説の大きな特徴は、登場人物(及び作者・読者)の「幸福感」と、舞台としての「政治」及び主人公らの「魅力」であるという。
 だが、「幸福感」と「魅力」とはおそらく不可分のものだろう。というのも、「幸福感」は、ファブリスとジーナという「魅力」にあふれた(逆にいえば「魅力」以外の駆動力を持たない)登場人物が、思いのままに行動することによって生じるものだからである。この2人は、「情熱」だけで不倫をしたり殺人を行ったりするのである。
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日本の没落(3)

2013年08月15日 07時40分01秒 | Weblog
 森嶋先生は、没落を防ぐ唯一の方法は、「北東アジア共同体」だという。中国、韓国・北朝鮮と「ブロック」を形成せよというのである。
 先生がEUをモデルにしているのは明らかだが、北東アジアは「大乗仏教」という共通の基盤があるから「ブロック」化が可能というのはいかがなものか。EUが「キリスト教共同体」である点に着目し、そのアジア版をこしらえようという発想は評価できるが、宗教学者からも一蹴されるだろうし、地に足のついた発想とは言い難い。
 北東アジア各国は、宗教・死生観が全く異なる。これがブロック化の最大の障害なのだろうが、森嶋先生はこの点で大きな過ちを犯している。
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日本の没落(2)

2013年08月12日 07時54分26秒 | Weblog
 森嶋先生は、日本の学生が全く質問をせず、エッセイの内容が小学生並みであることを指摘している(p42~43)。これは、留学経験のある人ならすぐ分かるはずだ。森嶋先生は、日本人が戦後教育によって「価値判断を排除された」ことが原因とみている(p45)。
 だが、夏目漱石のいう「自律的な思弁の欠如」は、おそらく古来からのもので、戦後教育によって生じたものではないのだろう。結局のところ、日本人は他人を支配することに慣れておらず、また、(戦後のように)支配されることにもあまり苦痛を感じない民族であることが、最大の問題なのだろう。
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日本の没落

2013年08月11日 07時06分35秒 | Weblog
「なぜ日本は没落するか」(森嶋道夫)
 社会が「人間」を土台として建てられていることから、将来の社会を予測するためには、まずもって人間のことを論じなければならないという方法はシンプルかつ合理的である。
 森嶋さんが懸念している最大の問題は、教育問題だったと思う。日本では、社会が求める人間像と、教育によって創造される人間との間にミスマッチがあるという。これは目からウロコの指摘である。
 企業は、上のいうことを素直に聞いて滅私奉公する戦前型の人間を求めているが、個人主義と自由主義を基軸とする現在の教育では、そのような人材ではなく、かつて「新人類」と指摘されたような異質の人材を生み出す。
 こんな社会と教育が分裂した国が衰退していくのは当然というべきか?
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湯シャン

2013年08月10日 07時27分34秒 | Weblog
シャンプー、リンスさようなら 若者に「湯シャン」派が急増中
 「湯シャン」は合理的だと思う。 この年になって、毎朝シャワーを浴びて出勤していた同期の多くが薄毛であることを知り、このことを確信した。
 どうやら、各人に合ったシャンプーを見つけるのは難しいようで、それならいっそ使わない方が害が少ないのである。
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