ニセ大統領(バイデン)がどうにもならないことがどんどん明らかになってきているようです。
今回の日・韓・中との2+2会談もそんなニセ大統領(バイデン)政権のボロが出ているようです。
宮崎さんが詳しく取り上げてくれています。Koreaと仲良くなどと余計なお節介をしたと思えば中とはパフォーマンスの喧嘩のようです。
果たして、どうなることやら。ハリスに代わったところで同じようなものなのでしょう。
今となっては遅いですが、アメリカもバカな選択をしたものです。やはり、今からでもトランプさんに返り咲いて貰いたいものです。もう内乱しかないでしょう。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)3月18日(木曜日)
通巻第6831号 <前日発行>
日米2+2会談で分かったのは「引き籠もり大統領」=バイデン
そういえば選挙中も地下室で居眠りしていたっけ
ブリンケン国務長官とオースチン国防長官がそろって来日し(3月16日)、日米2+2が、実に七年ぶりに東京で開催され た。メディアは大物閣僚二人の初めての歴訪先が日本であり、アメリカは日本をそれほど重視していると手を叩いて喜んでいる が、本当か?
日本のあと、ふたりは訪韓し、かえり道にわざわざアラスカに寄って、中国の外交トップ二人を呼びつけ米中外交首脳会談を 「附 録」として行う。
中国は楊潔チ国務委員と王毅外相がアラスカに飛ぶが、中国の外務官僚のトップには最終決定権はなく、軍の代表が来ないのは鼎 の軽重を問われるだろう。
しかも三月の全人代で事実上の制服組のトップである許基亮(軍事委員会副主任。空軍上将)は「ツゥキジデスの罠」に言及し て いるが、昨秋の五中全会でも、許基亮は、「能動的な戦争立案」と発言し、台湾、ならびに尖閣、南シナ海をめぐる緊張に直面し た中国人民解放軍が「戦って勝てる軍隊」の実現を目指すと発言している。
バイデン大統領は人前にでたくないのだ。「引き籠もり老人」の耄碌と認知症がばれるからで、なんと外国首脳との電話会談は ハリス副大統領が代行しているのである。
むろん、挨拶程度の電話会談は欧州首脳、日本などと行ったが、実質の詰めをおこなった電話会談はハリス副大統領で、英国、カ ナダ、独・仏のほかイスラエルなど六ヶ国首脳と就任から五十日での記録である。
ルーズベルトは死にいたる病にあっても、当時はテレビがないので新聞発表の写真で健全さをアピールしたが、事実上アメリカ政 治を牛耳っていたのはFDRを囲んだ左翼の側近たちだった。まさにFDR末期に酷似するバイデンの引き籠もり、アメリカは大 丈夫か
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)3月19日(金曜日) 弐 通巻第6834号
米中戦略的対話というよりは、罵り合戦。アラスカの寒気より冷たい雰囲気
客をもてなすには失礼、外交礼儀にかなっていないと中国が先に大声で喝
中国共産党百周年を間近に控えて、中国外交トップは京劇の役者を演じなければならない。アラスカ州アンカレッジのホテルで 開催された米中高級レベル対話は、冒頭から大荒れとなり、中国が「客をもてなすには失礼、外交礼儀にかなっていない」と先制 攻撃の口火を切った。
ブリンケン米国務長官は「新疆、香港、台湾問題に加え、米国へのサイバー攻撃、同盟国への経済的な強要行為を含む中国の行 動に対する米国の深い懸念」を表明するや、楊潔チ・前外相(政治局員)はひとり二分の発言という規則を最初から大幅に無視し て15分の演説、「内政干渉するな。米国でもマイノリティー(少数派)の扱いがあるではないか。米国は軍事力と金融における 覇権を用いて影響力を広げ、他国を抑圧している」とし、「国家安全保障概念を悪用し、貿易取引を妨害し、ほかの国々が中国を 攻撃するよう仕向けている」と続けた。
冒頭から喧嘩腰の乱雑な言葉が中国側から発せられ、対話と言うより罵り合戦、ま、予測されたこととはいえ、中国側の楊潔チ と王毅外相にとっては京劇の見せ場なのである。楊は嘗て国連演説で日本を激しく罵って習の歓心を買い、政治局員に出世した。
そのやり方をじっと見てきた王毅・外相(元駐日大使)も、俄然張り切って演ずる。夏の共産党創立百周年大会と秋の第六回中央 委員会総会で、さらに出世階段を登ろうとしているからである。
なお米中戦略対話という位置づけは米国が拒否し、中国側が国防トップを参加させず外交のトップを二人出席させたため、オー スチン国防長官は欠席、かわりにサリバン大統領補佐官とインド太平洋担当のカート・キャンベルが同席した。
米中がおかしな妥協をしなかっただけでも良しとしなければならないのでしょう。それにしても、今年の世界はどうなるのでしょう。
年末には、想像もしない結末を迎えているのかもしれません。さて、何が起きるのやら。