日本がリンカーンによって世界一の金を取られて、貧乏になってしまいましたが、何とか先人達の努力で戦後もアメリカに続く大国までになりました。
戦後も余りの勢いに又してもアメリカに騙され成長が止まり、Chinaに抜かれてしまいました。
これも、日本人の余りのお人好しの所為かもしれません。と言うか、結局はアメリカの腹黒さに利用されてきたということでしょう。
その劣化した日本が又しても喰い物にされるのじゃないかと心配です。それが、金の保有量に現れているような気がします。
宮崎さんが警告してくれています。それを裏で支えているのが財務省じゃないでしょうか。このままでは日本はどこまで転落するのか心配です。と言うか、消滅も有り得るのかも。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和五年(2023)1月6日(金曜日) 通巻第7579号
主要各国の中銀、金備蓄を増やしていた
2022年は現代史でまれな金購入拡大の年だった
FTX倒産で暗号通貨市場には闇が押し寄せた。
債券、為替市場の乱高下によって財務バランス上、米国は7200億ドルを失い、英国は2000億ポンドをうしなった計算になる。この列にスイス、豪州、EUのバランスシートを合計すると1兆ドルとなる(ゼロヘッジ、23年1月4日)。
一方で各国の中央銀行は金備蓄を顕著に増加させていた。
「現代史でまれな金購入が中央銀行によってなされた」。一ヶ月で673トン買われたこともあれば22年第三四半期には400トンが買われた。とくにトルコ、UAE、インドが活発に金購入に動き、外貨準備に占める金備蓄を増やしていた。
こうした動きは何を示唆するのか?
ちなみに最新の各国の金備蓄一覧である(22年10月。WGC速報)
米国 8733トン
ドイツ 3355
IMF 2814
イタリア 2451
フランス 2437
ロシア 2299
中国 1498
スイス 1040
日本 846
インド 786
産金量はかつて南アフリカだった。
近年は産金世界一を争うのはロシアと中国である。
デジタル人民元を実験中の中国が、金本位を宣言するにはまだまだ備蓄量は不足しているものの、ここにロシア、インド、南ア、ブラジルのBRICSが足並みをそろえ、金に裏打ちされた「BRICSコイン」を発行するという計画が存在している。
江戸時代の金の産出量を取り戻せば日本だけでも金本位制に戻すなんてことが出きるのでしょうか。
と言うのもメタンハイドレートのように海中から取れるようになれば面白くなりそうな気がします。これこそが素人の考えでしょうか。
いずれにしても、マネーゲームを止めることこそが必須でしょう。