今回のゼロコロナ中止はインドへ思わぬ影響を起こしているようです。何と、インドのジェネリックを求めて Chineseが爆買しているそうです。
宮崎さんが報告してくれています。インドも売上が上がるのは良いがきっと迷惑しているのじゃないでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和五年(2023)1月11日(水曜日)弐 通巻第7585号
インドへ中国人が爆買い。武漢肺炎治療薬のジェネリックを求めて
ドラッグストアに行列。売り切れ。インド当局が警告『偽物にご用心』
インドのジェネリックは世界的に有名だ。バイデン政権が早々と承認し、日本も昨師走に例外的緊急措置として認めたのがファイザーの「パキシロイド」(日本では「パキロビッド」)。
経口の抗ウィルス治療薬だ。
インドはジェネリックで四つの抗ウィルス治療薬を製造販売に踏み切った
ファイザーのパキシロイドのジェネリックは「primovir」と「paxista」。
モルニピラビルのジェネリックは「molnuhat」と「moinetrisu」。
年初来、インドのドラッグストアに異変が起きた。
大量の爆買いが発生し、売り切れ店が続出し、早朝から並んでも買えない。
闇で価格は数倍に跳ね上がり、インド当局は「偽物に注意するように」と呼びかけた(『ザ・タイムズ・オブ・インディア』、1月9日)
https://timesofindia.indiatimes.com/world/china/china-covid-wrap-demand-for-indian-generic-drugs-skyrockets-in-china-country-says-final-farewell-to-zero-covid/articleshow/96836342.cms
言うまでも無いが買い物客の主体は中国人である。
その中国がゼロコロナ対策を一変し、外国人の入国に検査をしない、隔離もしない措置をとって外人観光客を受け入れ始めた。「どういう神経だろう?」と世界は常識に基づいた判断をする。
逆に水際作戦を強化した日本と韓国に対して「中国入国ヴィザ」の発給をとめるという嫌がらせを行って、さすがの日本政府も抗議した。
それにしても、やりたい放題のChinaは本当に迷惑な国です。世界は何時までChinaを放置するのでしょうか。
今こそ、Chinaを叩き潰す最大の機会です。それでも、金の亡者達はChinaの延命に力を貸すでしょうか。