Chinaで驚くべく人事があったようです。何と国家副主席に引退した老齢政治家韓正がなったのだそうです。一体何があったのでしょうか。
宮崎さんが取り上げてくれています。何と、習皇帝が跡継ぎを誤魔化そうとする為の人事なのだそうです。どうしても終生皇帝を諦められないのでしょう。
その執念は恐ろしい。放っておくと世界にとって良い事はないでしょう。
やはり、何としてもChinaというか中共を叩き潰すべきです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和五年(2023)1月20日(金曜日)
通巻第7596号
「えっ?」。なぜ韓正がナンバーツーの国家副主席に?
政治局常務委員を引退した老齢政治家は嘗て江沢民派だった
1月19日、香港の『星島日報』は、三月の全人代で韓正がナンバーツーの国家副主席に就くと報じた。
『星島日報』は、胡文虎が1938年に創刊した老舗。米国、カナダ、シンガポール、豪でも発行されていて、各地の華僑に読者が多い。胡文虎はタイガーバームであてて億万長者となった立志伝中の人物。長男一虎夫人は日本人女性で晩年は日本政界に隠然たる影響力があった。
韓正は昨秋の党大会で政治局常務委員を引退した老齢政治家である。しかも韓正は嘗て江沢民派の重鎮だった。
国家副主席といえば毛沢東時代には朱徳、ウランフ、劉少奇らが就任した『飾り』だったが、江沢民時代からは次期後継者もしくは大番頭格の政治家が就いた。
胡錦濤も習近平も主席になる前に儀礼的ポストとして就任した。また当座の政権維持の要として江沢民は曽慶紅を、習近平第一期ではバランスをとるために共青団の李源潮が就いたポジションである。
韓正は浙江省生まれ、華東師範大学に学び経済学博士。48歳のときに最年少の市長(上海)、以後、陳良宇失脚のあとを受けて上海市書記。このポストは自動的に政治局常務委員に昇格となるが、韓正は五年待たされた。
2019年に李強に譲り、トップセブンの仲間入り。以後は習近平にすり寄った。上海市書記後任だった李強が三段跳びで常務委員会入りし、次期首相となる。つまり、習近平の思惑は次期後継を明示しないため、老齢政治家をつなぎとするのだ。
やはり習皇帝は相当に追い詰められているのでしょう。それにしてrも生き残る為にはこんな姑息な手を使うしかなくなったのでしょう。
さて、世界はこれでも習皇帝を延命させる為に金を注ぎ込むのでしょうか。