何と、トランプへの不正選挙に関わった疑惑のFBIの長官が中国のAIプログラムに「深い懸念」をあのダボスで講演したそうです。
お前が言うなの世界じゃないでしょうか。
宮崎さんが取り上げてくれています。それにしても、Chinaの脅威は間違いないでしょう。放置しておくと何を仕出かすか分かりません。と言うか、世界は地獄に落とされるでしょう。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和五年(2023)1月22日(日曜日) 通巻第7599号
FBI長官が中国のAIプログラムに「深い懸念」
「法の支配の欠如、ハッキング作戦の進歩は西側の脅威」
FBIのクリストファー・レイ長官は1月19日、スイスのダボスで開催された「世界経済フォーラム」で講演し、「中国政府の人工知能(AI)プログラムについて深く懸念している」と述べた。
「中国は法の支配による法治国家ではない」、したがって中国政府の AI への野心は、「長年にわたって(米国などから」盗みだした知的財産と機密データの上に構築されている」と述べた。
AI論文はすでに中国が米国を数ばかりか、その質でも凌ぐ勢いにあり、米国留学もしくは米国企業で研修した中国人や『千人計画』で高給に釣られて中国に協力した外国人研究者らがいた成果である。
AIは民間利用されるならまだしも、中国の狙いはズバリ軍事転換である。已にドローン生産は世界一。現在はAI搭載の無人潜水艦も計画されている。将来はAIが判断するロボット兵士が登場するだろう。
また国民の監視もAIが「活躍」する。
すでに顔判断で、犯罪者摘発に大きな成果を上げており、数万のスポーツ大会のスタジアムで、三十名以上の「指名手配」を発見し、逮捕したという「実績」を挙げた。これもプライバシーを無視した、法治のワクを逸脱してのAI活用である。
しかしながらAIは認識パターンであり、囲碁やチェスで名人を破るほどだが、意識はない。人間の知恵は「意識」(仏教で言う唯識から阿頼耶識まで)による判断ができる。
レイFBI長官は「このまま放置すれば、中国は AI の進歩を利用して、ハッキング活動、知的財産の窃盗、国内および国外の反体制派の弾圧に繋げる」と警告した。
それにしても、この危険な国を世界は何時まで放置しておくのでしょうか。監視カメラで年中監視される奴隷になりたい人達ばかりということでしょうか。
と言うより、そんなことに成る訳ないと高を括っているのでしょう。やはり、現実の立場になるまで自分の事とは思えないのでしょう。
ウクライナ戦争と同じですね。