明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



近所のショップに注文しておいた自転車を受け取りに行く。布袋に入れて電車に乗る輪行をするため、折りたたみのマウンテンバイクを撰んだ。タイヤは真ん中が平らなセンタースリックタイヤだと思ったら、ゴツゴツしたブロックタイヤであった。乗ってみるとブレーキが触っているのではというほど重い。悪路を走って冒険する気はない。スリックタイヤに換えててもらうべきかと逡巡するが、買ってすぐメゲたのがバレるのもシャクである。20年前このショップに、当時乗っていた自転車のタイヤを、やはりスリックタイヤに換えてもらおうと思ったら、これはこのまま乗ったほうが良いと店のオヤジにいわれたのを思い出した。当時高校生だった息子が、今は社長になっている。 別の自転車屋でタイヤだけ替えてもらおうかとも思ったが、自転車に乗れば、かならずこの店の前を通る。高校生の頃、近所のレコード屋にキャンディーズのレコードを買いに行ったら、馴染みの店員のお姉さんに「レッド・ツエッペリンの新譜入ったわよ」と言われ、コソコソ隣町のレコード屋まで行ったことがある。私の脚力じゃ、このタイヤは荷が重いので換えてくれと素直に言うことにしよう。

過去の雑記
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