明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

眼鏡  


妹がアメリカから帰るというので、眼鏡のフレームを頼む。帰るたびに頼んでいるような気がするが、飲んで帰って、かけたまま寝たり、適当に放っておいて壊してしまうのである。物に対する愛着が長続きせず、大事にするのは初めだけなのである。 妹のほうも慣れていて、いつものだろうと、昔からあるメーカーの型番もいつもどおり注文してくれた。ところが、まだメールが使えていた2週間ほど前、送られてきたものが、つるの部分の長さが左右違っていたので送り返したとメールが着た。古くからあるメーカーでも、末端の作っている連中の程度が悪いのであろう。左右の長さの違うものを取り付けるとは、どれだけ馬鹿が作っているのだと思うのだが。そこでちがう代理店から送らせたということであったが、また電話があり、こんどは指定したのとは違う色のを送ってきたという。ついでに頼んだクリップオンのサングラスも、私は茶色でいいといったのだが、それはフレームに合わない、と妹がいったほうが来たという。今度取り替えたら、間に合わない、というし、そのたびに郵便局まで取り行ってもらうのも面倒だろうから、それでいいということにした。そのフレームは前回頼んで、あっという間に壊し、やはりただの黒にしようと思っていたのだが、その前回の物と同じ物になった。 日本人に比べれば、アメリカ人は気持ち悪いほど不器用だし、昼休みのチャイムが鳴ると、締めてる途中のネジもそのままにして、不味い食事に出かけてしまうような連中であろう。日本人と違って暗算だってロクにできず、指を使って計算しているような連中に決まっている、といいたいところだが、残念ながらせっかくの日本人なのに、私もかなりのものなので、この辺にしておく。

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