明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


木場で恒例の友人等との忘年会が終った。最近は近所でばかり飲んでいるので、始発まで外で飲むことはないが、川口から来た連中に付き合い朝まで飲んだ。10時間は飲んだことになる。10代からの付き合いなので、こんなことも良くあったものだが。 来年の正月は、飲んだり作ったり、ということになるだろう。富岡八幡に初詣に来る、という友人あれば出て行って飲んで、帰っては飲んで制作する。先日森下賢一さんから52度の『文君酒』というのを2本いただいた。部屋に広がる芳香。これを芳香ととるか臭いととるかは見解の分かれるところであろう。一本は階下のYさんに、ということだったが、やんわりと拒否されてしまった。だったら私がいただくことにする。 世間が休んでいるときに制作するのは、じつに良い気分である。これは私の中に、どこかお天道様に申し訳ない、という気分があるからであろう。本来ヒトガタを作るということは、人目はばかる行為である。私がこれだけ喜んで作っているのだから、歴史など調べずとも判る。そうに決まっている。 正月は天気が良いし、人出は少ないので、それを利用して何か撮れないか、と毎年思うのである。車道の真ん中に三脚を備え、などということも場所によっては可能であろう。といいながら、あと一回、まだ未定の飲み会の連絡を待っている私であった。

過去の雑記
HOME

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )