明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

美談  


ある人物の長年続けてきた仕事が、ようやく花開きつつある。という話を聞いた。やりたいことしかできない、収入の無い旦那を奥さんが支えつづけ、ついに実を結んだ、ということだそうである。やりたいことを貫いた旦那に、ひたすら耐えた妻。このような美談はよく耳にするし、感心することしきりの皆さんであったが、私はそうかもしれないが、違うかもしれない、と思うのである。一見良い奥さんのようだが、男を駄目にするのも、このタイプではないか、という気がするのである。奥さんが支えたおかげで、この程度の花に終わってしまった。ということはないのだろうか。物凄くあるような気がするのは、私のヘソがまがっているせいなのであろうか。

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