明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


夕方、カメラに三脚をかついで自転車で撮影に行く。数百年前の人物を現代の背景に配するのは妙なものなので、ただそのまま撮ってもつまらないだろう。上手くいくか判らないが、時間差を付けた2カットを重ねてみようと思っている。本来こういう撮影はデジカメのほうが適しているのだろう。前回見ておいた撮影ポイントに到着すると、大きなバイクが違法駐車していて邪魔。地元の催事だかの旗まで立っている。出直すことにする。今日は時間による光線の変化をおおよそ把握することができた。明け方撮影する方法もあるかもしれない。帰りにドジョウの『伊せ喜』で暖まろうかと思ったが、先日来たばかりなので清澄白河駅横の『でいご』に行く。何年ぶりだろうか、昔の店は味があったが、今はビルの中。出て来るものは変わらない。泡盛を飲みながら出がけに田村写真のHさんが送ってくれた『コウザの魂』が届いていたので読む。落語ネタ、プロレス風味というミニコミで、どういう動機で作られているのか良く判らないが、笑わすためというなら充分笑った。豚豆(腎臓)の炒め物、豚の尻尾の煮付け。子供のおちんちんを食べているようである。これは骨まで食べられる。沖縄そばを食べて帰る。帰宅後寝てしまったが、強い酒を氷も水も入れず、短時間でグッと飲る。これが一番身体に良いのは間違いがなく、自宅では常にこの調子である。リズムを自分で作れ、睡眠が深いので短時間の睡眠で充分。寝覚めも良い。薄めた酒で、長時間ダラダラ飲るのが一番無駄だが、外で人と飲む時は、出来るだけ為にならない馬鹿話で、無駄に過ごすのが目的であるから、それはそれで良いのである。そういう意味では、近所の煮込み屋K本は、常連が為になることなど一言も口にするものか、という人ばかりなのが良い。

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