明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



アダージョ2月配布用の人物、未だ制作に入らず。当時の関係者の描いた画は残っているが、昔のもので、かなりデフォルメしている。おおよそこんな顔だったろう、ということは想像がつくが、写真を参考にすることなく勝手に作れるので時間もかからないだろう、と踏んでいる。それと、その人物の像を作るにあたり、これだけは読んでおく必要があろう、という本を急遽アマゾンで取り寄せ、読み始めている。どれだけ反映されるかどうかは判らないが、読んでおいた、ということが重要である。泉鏡花で初めて着物を制作したとき、しばらく家の中で着物で過ごしたが、己が姿を鏡でみて参考に、ということは全くなく、私は着物を着たことがある。ということが肝心なのである。それと似たようなものであろう。作るのは読み終わってからにする。  ネットは回復したというのに、気分転換にネットカフェに行き、『仁義なき戦い』第一作など観てしまう。帰りに立ち飲み屋で一杯やっていると、常連客が女将に持ってきたケーキをお裾分け。目の前に軟骨やボンジリの塩焼きがあったが、アルコールも効いてきたところで、初対面の客に礼をいっていただくことにした。 後は自宅で本読みながら飲むとしよう、とスーパーで買い物をしているとT屋のHさん。立ち飲み屋で今まで私が飲んでいたと聞いて探しに来たらしい。結局、かごに入れた物を戻し、また立ち飲み屋へ。何でこのスーパーにいると思ったのだろう。妙な勘が働く男である。  同じ行を何度も読んでしまう頃、明日は何処で蕎麦を食べようと思いながら就寝。

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