明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


昨晩鯰を食べたせいか、地震で目が覚める。 朝食の後、ネットカフェにて映画を観ながら検索。そろそろ人物像制作にかからないといけないが、生前、その人物にかかわり、面識のあった人物が少なくとも3人、肖像画を残している。以後数百年にわたり、それをもとに後世の人物により、デフォルメや勝手な?解釈を加えられながら描き続けられてきたわけだが、私も当然、その3人の人物の作品を元に制作すべきであろう。そしてかってなことをするわけである。  図書館に一日いてK本に寄り、長谷川穂積VSアルバロ・ペレス戦を観るため、スーパーで酒の肴を買う。若者が5、6人これから飲み会のようで、一人の女の子が中心になって買い物をしている。男の子たちは、ワンカップのコーナーで「俺これにする」とそれぞれ一本づつ選んでいる。私が君等の頃は、いつか押し入れの中に、鏡割りに使うような樽酒を常備し、好きなときに飲んでやる、と夢見たものだが。なんともスケールの小さな若者たちである。  それにしても長谷川の強いこと。レベルが違う。最近は早い回に倒すのでダメージもなく、まだまだいけそうである。ジュニアやスーパーの付かない、しかも歴史と伝統のあるバンタム級というところに、また価値がある。昔から長谷川のような強豪が来日しては、実力差を見せつけられ続けたのだな、と妙に感心する。はやくラスベガスで試合をしてほしい。
また登山家の事故である。何度も書いているが、高所を好まない私としては、あの類の登山は異常な変態行為にしか思えず、なぜ切腹マニアのように変態扱いされないのかが不思議である。とんだ親不孝者共だが、人形制作など、いくらやったところで死ぬことにはならない。その点私の親にとっては、不幸中の幸いといったところであろう。

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