明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



午後金魚坂にて金魚を撮影した。ようやくホンモノの金魚と室生犀星の共演が近づいて来た。 ホンモノの金魚を使った、と言えるのは写真だからこそである。絵画ならせいぜいホンモノの金魚を見て描いた、であろう。何故なら写真とは〝まことを写す〟と言う意味だからである。当ブログを以前から訪問いただいている方はどの口が言う!と言うところであろう。長年、まことなど写してたまるか、と写真と言う言葉を蛇蝎の如く嫌悪してきた。そう書いたら面白いかな、と書いてみたまでだが。まあイメージを取り出すためには、どんな卑怯な手でも使う所存である。何なら踏み絵の上でツイストを踊っても良い。 その後錦糸町へ。ようやく金魚娘との第二回目の打ち合わせである。前回は、まさかこれ程連絡が取れないとは思わず、悠長に構えていたが、よって本日は大事な事から先に決めて行った。普段は絶対しないが、イメージを伝えるためにアイディアスケッチを見せながら。ヘアスタイルをまず決める。散々金魚のヒラヒラを見てきたのであまりきっちりしないように。 肩、背中くらい多少露出も?「綺麗じゃないと。」「刀傷くらいなら消すよ。」

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『タウン深川』明日出来ること今日はせず 連載第14回〝青春の日の一撃〟

『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube



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