明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



小学校で図書室と出会って人物伝を片っ端から読み始め、人間ほど面白い物はないことを知った。当時伝記は目撃した人が書いていると思い込んでいたから、私が桜の木を折ろうと、書いてくれそうな気の利いた大人などおらず、本気でがっかりしていた。 さらにこのイメージに立体感?を与えたのは、父が好きで力道山の頃から見させられたプロレスにより、様々な人種の裸を毎週見続けたおかげで、私は周りの子達のように、マッチ棒のかかしのような人物を描いた記憶がなく筋肉も描いた。そういう意味で衝撃だったのは肉体の祭典東京オリンピックであった。プロレスとは違うタイプの肉体の躍動に釘付け。 それにしても、こう書いていて、三つ子の魂百までの標本のような私である。挙げ句の果てが老人に金魚を押し付けようとする始末である。 昔、小学校の同窓会に出かけ、和むうちに〝ただでかくなっただけ〟と言われてしまったが、連中にはさすがにバレた。その代わりに思春期に黙り込んだり、遠くを見る目になったり、そういった現象は全く起こらず。人は何故成長と共に変わって行くのか、無段階の私にはサッパリ理解できず。しかしあまりよそでいうと、部品が足りない人みたいなので、ここだけにしておく。

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  『タウン深川』明日出来ること今日はせず 連載第14回〝青春の日の一撃〟

『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube



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