犀星も金魚と見つめ合い、あわや接吻と言う自体になるとは思わなかったろうが、自分がそう書いている。これは金魚と接吻したいんだろうな。また椅子の中に入ると言う人あれば、私にお任せ下さい。腹を切ると言うから、承知しました切りましょう。実に素直な私である。それにしても、三島由紀夫は自分で書いて自分でやってしまうから、創作の余地を捜さなくてはならない私泣かせの作家である、という意味で私には特別な存在である。 当ブログは創作上の日々の葛藤を、後先考えずにダラダラと書きつのる、というスタイルなので、浮かんでは消える金魚の泡みたいな物を読んでいただく事になり恐縮ではある。しかしこの挙げ句が私の作品となるのも事実で、作品を見られた方は冗談じゃなかったんだと思っていただけるであろう。 日常、こんな事をずっと考えながら暮らしているわけで、言わば妄想と言う薄いガスに覆われたガス室で暮らしているようなもので、人と話していても常にガス越しである。どんなガスかというと、聞くところによると、歯医者で嗅がされる笑気ガスに近いようである。交通事故にだけは気を付けなければならない。
旧HP
『タウン深川』明日出来ること今日はせず 連載第14回〝青春の日の一撃〟
『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube