明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



いずれ建長寺の蘭渓道隆手植えの巨樹、760年を経た中国原産のビャクシンを撮影して、その前に立たせたい。蘭渓道隆生前の建長寺創建当時の物といえば、ビャクシン以外は日本初の禅寺であることが判る、国宝の鐘だけである。もう一つは背景のシチュエーションは決めていないが、真正面を向いたカットも必ず。  先日飲んだ知人が仏教に行くとは、といっていたが、根が不信心者。特にそういう意識はなく、あくまで人間としての興味で描くことしか考えていない。なので仏像は作る気はない。ただ英一蝶の、濡れないように背中の火焔を傍に置いて滝に打たれる不動明王は、ただ面白いという理由で作ってみたくはある。さすが英一蝶、太鼓持ちと絵師の二刀流である。 今日も晴れて大分乾いた。最新作が一番良く見えるのは、単に目が慣れておらず新鮮だからだろう。そのうち過去の作品の中の一つとして紛れて行くのだろう。



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