幼い頃から本好きだったが、それは高校までで、工芸学校以後は、作る方が読書より面白くなった。なので作家シリーズは高校までの読書ネタが大半である。8年ほどテレビがなかった時期があるが、テレビは画面に目を向けるので制作に差し障る。読書も同様である。テレビはまだ音を聴いていれば間に合う場合もあるが、読書はそうはいかない。考えてみると、私などほとんど活字から想を得て来た。どんな本も朗読してくれるような装置が欲しい。『蘭渓録』に苦戦しながら。 蘭渓道隆の宗時代の山中にて坐禅の図を思い付くのは良いが、となると中国は天童山で、ここへは栄西も道元も修行に訪れたということになる。あくまでイメージ上の作品ということで進めることとする。私の場合、全部そうだけれど。
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