ずっと行き当たりばったりで来たが、その割に何かに導かれるように、一点に向かっている気がする。子供の頃、こんなつらい目に遭うのは子供だからだ、大人になったら好きなことだけやってやる。と誓ったものだが、1つ140円のベランダにぶら下がっている物干を溶接しながらの初個展から、世間の動向、需要など考えず、友人に止められたりしながら22年の『Don’t Think, Feel!寒山拾得展』で40周年も過ぎた。オイルプリントの技法公開のため2000年から立ち上げたHPは消えてしまったが、データは友人が保存してくれている。ネットに上げないと見ることは出来ないらしい。今でさえ、自分がいつ何をやったかなどネットで検索する始末だが、父が何年に亡くなったか覚えていないし、その頃何を考えていたのか。俯瞰で眺めてみたい気もする。当時身辺雑記は毎日ではなく、短文であったが、消えた6年分の身辺雑記と現在のブログを合わせると24年間に及ぶ。そう考えるとウンザリしてなかなか着手に至らないのであるけれど。
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