一休禅師は、作家シリーズ以降で、様々な理由でポイントとなる人物になりそうである。小四からの行きがかりもあるし、その時目にした“門松は冥土の旅の一里塚”が私の死生観に多少影響を与えて来たらしいことも感じつつある。男専門で作って来たが、普通の顔ではないところもやり甲斐もあれば作り様もある。 実像にこだわるのも顔の話であって、出来てしまえば私の描くイメージに合わせてもらいたい。一休はスズメを飼っていたそうである。確か名前も着けていた。一休と雀など絵になるだろう。最近雀を見ないな、と思っていたら、今日買い物帰りに目の前に一匹。興味がないから見逃していただけなのだろうが、改めて見ると上から見下ろすせいか頭が案外大きい。スマホを取り出す間もなかったけれど。