明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



坐禅もしたことない私だが、大燈国師に対し、日々興味がつのっている。白隠禅師が『乞食大燈像』を描いているが、臨済宗中興の祖に対し失礼だが、文人画的な絵画作品は私の好みではない。禅画の味わいというのは判るのだが、ホントのことをウソのように描きたい私としては、まずは何を置いても、実像にこわりたい。となると、蘭渓道隆の時と同様、国宝の頂相を立体化して、リアル版乞食大燈像こそ私の出番だろう。ちょっと汚な過ぎではないか?との意見が出たなら、その時は、白隠禅師の作を示し、だって中興の祖がこう描いているのだから、といっておこう。



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