一休和尚完成。今後一休とはしばらく付き合うことになりそうで、今回もそうだが、陰影有りのバージョンも制作しようと考えている。一度作品から陰影を排除と決めると〝そうであらねばならぬ“と妙に頑なところがあるので、そんなところを打開するにも、和尚が一役買ってくれるような、制作する対象に対してそう思うなど、今まで作ってきた人物とは趣が違う。 鍵っ子だった私に、生きるほど冥土に近付くという、逃れようがないことを教え、自分では全く気が付かなかったが、プレッシャーを受け続けることになった。ここで再会したのも縁である。