97年、初めての作家シリーズ個展会場に、日本に一台立体をスキャンする機械があって、それで私の作った作家を映像で動かしたい、という人が来た。しかし当時ワープロすら触ったことがなかったし、まだデジタル映像は現実感に乏しく、聞く耳を持たなかった。 昨日友人がYouTubeを始めた。何気なく見ると、ちょっと緊張した面持ち?後でAIだと聞いた。口も発音に合っているではないか。 これが可能なら、一休禅師に“門松は冥土の旅の一里塚、目出度くもあり目出たくもなし“法然上人に“南無阿弥陀仏“一遍上人に踊ってもらうことさえ可能だろう。こういう面白い情報は、私の手術が終わった後に教えろ。まだ死にたくない、なんて私にいわせるんじゃない!」という話である。