昨年考えもしなかったこと、出来なかったことを成したか?でなければただ一年冥土の旅に近づいただけである。ずっと死の床で、あれも作りたかった、これも作るべきだった、と後悔に身を捩って苦しむことを恐れて、毎年、大晦日のブログで確認することにしている.その恐れの原因が小4で読んだ『一休禅師』の門松は冥土の旅の一里塚目出度くもあり目出度くもなし、だと、その場面の一休を作っていて気付いてしまった。そこで長期の予定は立てず、制作予定は3体に限る。という名案を立てた。おかげで初めての検査入院は、まったく動じず。 それがこれまた一休のせいで鎌倉、室町の人物にこそ、陰影を与えるべきだと気付かされてしまい。冠動脈の手術を来月に控え、作るべき物が一列縦隊で並んでいる始末である。〝どうするんだよ!”地元の先輩に同手術を経験した人がいるので、念のため、その手術がいかに大した手術でないかを、もう一回聞くことにしよう。