明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



来月には撮影に入りたい。もう2年近くフォトショップに触れていない。しかし外側の世界にレンズを向けず、眉間にあてる念写を旨としているので、まずは被写体を作らなければならない。この極度の面倒くさがりが、と自分でも思うのだが。 今回時間がかかったのは、久しぶりに人物像もちゃんと展示するために、360度作っていたこともあるが、それより何よりも、禅宗で高僧を描いた頂相は、師の教えそのものとして伝え継ぐための物であることを思うと、作家の顔を作るのとは訳が違う。さらに、決まって斜め45度を向いた陰影のない日本絵画から立体感を推察するのは困難であった。行きがかり上〝日本人は何で陰影を描かないんだよ“とボヤく訳にもいかず。

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