明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



一休が『狂雲集』に書いていることは解釈が色々あるし、風狂僧のいうことを鵜呑みにして良いものか。80近い老人が盲目の美女と、あんなことを。かといって一休禅師を描こうという時に、避けて良いものか。といってどう発表するのか? 一休の〝門松は〜目出度くもなし“このおかげで小学生の私は、生きれば生きるほど冥土に近づくことを教えられ、おかげで死の床であれを作れば良かった、これを作れば良かった、と後悔に苦しむに決まってる、と長年恐れ続ける原因となった。そう考えていたら来年冠動脈に何やら突っ込まれる羽目になっている。なのにグズグズいってられるか。それこそ後悔することになる。と思っていたら『ゲンセンカンの女』から電話。話すのは何年ぶりか?「今日は風邪気味で。ところで一休のことで今度相談があるんだけど。」



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