約3週間、入院患者並に過ごしていたら、歩いてもカクカクして、筋力低下甚だしく、つい傘を杖代わりにしてしまう。人間安静が一番と思って来て、ジョギング提唱者が死んだ時に、そら見ろ、と思ったものだが、さすがに多少懲りた。いやだいぶ懲りた。また何かのきっかけで激痛に襲われるのではないか、という恐れが頭をよぎる。 次回の展示に関して、余裕があれば蘭渓道隆師の立像を作ろうか、と考えている。仏像と違って手付かずのモチーフだらけで、つい見たくなってしまう。 それとはまったく別に、浄土宗の寺用に、法然を作る予定である。しかし禅宗の頂相のような迫真の肖像というのは残されておらず、ある一つの肖像画を繰り返し写して来た歴史のようで、今の所、私が作るからには、というモチベーションにつながるアイデアは浮かんで来ない、とヘソ下三寸のもう一人の私。
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