花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

正楽寺改築への道(二) 本尊・仏具引越

2008-06-01 | 正楽寺関係
 平成20年6月1日(日)

 さて、遷座法要が済んだ菩提寺の正楽寺は早速翌4月28日から仏壇等の取り外しが始まりました。新規に仏具を請け負う業者の手によって手際よく作業は進行します。本尊・蓮台等を除いて大半を新調することになっています。





 欄間も鄭重に外されます。



 取り外され、梱包されていく仏具を感慨深げに住職は見守り、住職の長女さんはエレクトーンの調べで別れを惜しんでいました。



 本尊の蓮台です。底には「寛永4年」の年号が墨で書かれていました。西暦は1627年、今から381年前です。三代将軍家光の時代です。
 正楽寺開基の年については他の文献に元和9年(1623)と言う記述も見られます。今回の蓮台の記録との関連については現在検証中です。いずれしにしてもかなり古い歴史のある寺には違いないようです。



 荷造りされた本尊・仏具はトラックで搬送先へ向かいます。見送る住職の背に一抹の淋しさが漂っているようです。



 6月のポストカードです。


コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする