英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

受験生たちへの警鐘

2017年08月08日 | 指導現場にて
高3生・大学受験生には、8月末までに単語帳一冊と『Next Stage』『Vintage』などの文法・イディオム総整理一冊を仕上げるように、年初から指導してきました。都市部の進学校に比べたら遅すぎて勝負になりませんが、これ以上尻を叩くと地方の進学校に通う生徒たちは離れていってしまうのも現実なので、妥協して8月末までとしています。

あと3週間でその期限が来る。今月中に仕上げないと、これまでの指導経験上、第一志望の合格は不可能と断言できます。

「覚えることが多すぎて」
「すぐに忘れてしまう」
「そもそも英語が苦手で」

出来なかった様々な言い訳を毎年聞いてきました。でも、それらの言い訳は、生徒自身が既に分かっていたこと。自己分析が出来ているにもかかわらず、現実から逃げてきた証でもある。厳しい言い方だけど、これまでと同じように、これからの人生も嫌なことから逃げ続けるのか?言い訳をし続けるのか?

大学受験は、弱い自分を克服する己との戦い。それは、新しい自分になれる絶好の機会でもある。時間はどんどん過ぎていく。新しい自分になるのは、今この時をおいてありません。
夏休み・・・。学校の補習や予備校の夏期講習に出るだけで満足していないか?勉強の基本は暗記。知識の蓄積があってこそ思考力も養われ、論理的客観的思考が出来るようになります。言い訳を考えて、“暗記”という辛い勉強から逃げていないか?問題を解くことで自分をごまかしていないか?

受験生はもう一度、この夏の勉強姿勢を振り返ってみよう。


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